へずまりゅう氏 青汁王子に更生誓う「ウーバーイーツ配達員から起業して社長に」

へずまりゅう氏(左)と三崎優太氏(東スポWeb)

起業家の青汁王子こと三崎優太氏(32)が28日、自身の公式ユーチューブチャンネルを更新し、元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅう氏(30)と対談。へずま氏は「犯罪行為は二度としない」と誓い、ウーバーイーツの配達員として、再起の道を図っていることを明かした。

冒頭、へずまは「青汁ヒルズ」といわれる三崎氏の億ションに居候しており、ベッドでくつろいでいる場面からスタートした。へずま氏の逮捕前から親交がある三崎氏が一晩の宿を貸したつもりが、居座ってしまっているという。

「この動画はへずまりゅうのこれまでの行いを肯定するものではありません。しかし、彼のこれからの行いに期待を込めている動画であることは確かです」のテロップが流れた上で、2人の対談が始まった。

正義感が強かったというへずま氏は、警察官を目指し、高校・大学時代はレスリングに励んだものの就職に失敗。2年前からユーチューブを始め、過激な動画が伸びると味を占め、エスカレートしていった過去を明かした。

逮捕劇と新型コロナでクラスターを起こしたことを詫びたへずま氏は「自分は若者のリスナーが多い。同じことはしないでほしいし、あれだけ悪いことをした人間でも変われるってことを見せたい」との気持ちで、表舞台での活動を再開しているという。

その上でへずま氏はウーバーイーツの配達員を始め「なかなか難しかった」と四苦八苦しているという。今後については配達員や格闘技大会に出場し、お金を貯めたいとし「人に嫌悪感を持たせることは得意だが、お金を稼ぐことが全くの無知で相談したかった。起業して、社長になりたい」と三崎氏に指南を願い出た。

これに三崎氏は「何かアドバイスしてあげられることがあったら。もう二度と悪いことをしないでほしい。悪いことして、この後されたら、『一緒やん』と言われる。僕は一回失敗した人でも反省した上で、はい上がってほしい」と迫ると、へずま氏は「これ以上、人を裏切るようなことはしたくない」と返答した。

もっとも青汁ヒルズには「もうしばらく、居させてください」と貯金ができるまで居候し続けるといい、三崎氏は「図々しいね。まあしゃーない」と苦笑するばかりだった。

© 株式会社東京スポーツ新聞社