酒粕パワーで体ポカポカ♪簡単「酒粕クラムチャウダー」の作り方

おはようございます。栄養士・インナービューティープランナーのmariです。

「食べて体が喜ぶ!発酵食品で手軽に腸活あさごはん」では、発酵調味料を使用した「腸活あさごはん」のレシピをお届けします♪

気温が下がって、肌寒い季節になってきましたね。特に冷え込む朝、朝ごはんには何か温かいものを取り入れたい…そんなときは「酒粕料理」がおすすめです!

本日は、酒粕の体あたため効果と、寒い朝に飲みたい「酒粕クラムチャウダー」の作り方をご紹介します♪

酒粕で体が温まるのはどうして?

日本酒を作る工程の搾かすである酒粕。アミノ酸やビタミンB群を豊富に含むため飲む点滴とも言われていますよね。体を温めるイメージもあるかと思いますが、実はこれは、科学的にも証明されているようなのです。

月桂冠総合研究所が行なった研究によると、酒粕のタンパク質を分解した「酒粕分解ペプチド」は、血流を改善することで冷え性改善効果があることがヒトでの実験でわかったそうです。

加えて細胞の実験においても、酒粕分解ペプチドは血管を拡張することにより血流を改善することが確認されたようです。

酒粕にはアルコールが含まれるので、アルコールによってポカポカするのでは?とも考えられていましたが、実際には酒粕のタンパク質が体の冷えの改善をサポートしてくれているのですね♪

これからどんどん冷え込む季節になりますが酒粕料理を食べて体を温めて元気に乗り切りましょう!

体が温まる♪「酒粕クラムチャウダー」の作り方

材料(2人分)

  • 玉ねぎ・・・1/2個
  • キャベツ・・・2枚
  • ニンジン・・・1/4本
  • あさりむき身・・・50g
  • 酒粕・・・大さじ1
  • 塩麹・・・小さじ1
  • 水・・・150ml
  • 牛乳または豆乳・・・100ml
  • 味噌・・・小さじ1
  • 塩胡椒・・・適量

作り方

1) 玉ねぎ、キャベツ、ニンジンは粗みじん切りにする。酒粕は細かくちぎっておく。

2) 鍋に水50ml、玉ねぎ、キャベツ、ニンジン、酒粕、塩麹の順に入れ、玉ねぎが透明になるまで蓋を閉めて弱火にかける。途中水分が少なくなり焦げそうになったら水を加える。

3) あさりむき身、残りの水を入れ一煮立ちさせ、2~3分加熱する。

4) 牛乳または豆乳、水で溶いた味噌を加え、沸騰直前まで温める。塩胡椒で味を整える。

私のInstagramでは「発酵あさごはん」を投稿しています。>>@mari_sgram

この連載は<隔週月曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!

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