張本勲氏〝いけにえ卒業〟でサンデーモーニング安泰…嘆くTBS関係者「ミソギは済んだことに」

© 株式会社東京スポーツ新聞社

張本勲氏(左)の卒業で関口宏サンモニは安泰(東スポWeb)

野球評論家の張本勲氏(81)が28日放送の「サンデーモーニング」(TBS系)で、年内での番組卒業を発表した。東京五輪女子ボクシング金メダリスト・入江聖奈(21)に対する女性蔑視発言により巻き起こったバッシングを気にしていたという。ただ結果的に〝いけにえ〟となったことで、TBSで打ち切り説が浮上しているサンモニは当面、続くことになる。

番組のスポーツコーナーの最後に、司会の関口宏から「最後に張本さんから、テレビをご覧の皆さまにちょっとお話が…」と振られた張本氏は「私の都合でシニア人生ゆっくり過ごしたいんですよ。従ってこの番組のレギュラーを今年いっぱいで卒業します」と切り出した。

続けて「来年は節目で出てきますから。また番組でお会いできると思います。長い間、大変、ありがとうございました。特にTBSには心より感謝しています」と頭を下げた。

張本氏が「23年、突っ走って来ましたから。夏休みを取れなかったのは関口さんと俺ぐらいなもんだもん」と言うように、関口と並んで番組の〝顔〟だった。これまで何度も歯に衣着せぬ発言が炎上するもはね返してきたが、風向きが変わったのは入江に対する発言だ。番組プロデューサー名義で日本ボクシング連盟に謝罪文を送り、番組内で関口も反省の弁を述べた。

「豪快そうに見えて、張本さんは繊細で、世論を気にするタイプ。初めはいつものこととばかりにタカをくくっていた感じだったが、騒動は大きくなり厳しい声も耳に入ってきて、どんどん元気がなくなっていた。最近は番組でもおとなしく、炎上しないように気を遣っている感じだった」(TBS関係者)

張本氏の女性蔑視発言をキッカケにTBS内ではサンモニ打ち切り説が噴出した。特に若手局員の間で番組に対するアレルギーは強く、終了を求める声は日に日に高まっていた。

「確実に世帯平均10%以上を取る高視聴率番組ですが、視聴者の高齢化は著しい。広告クライアントが重視する50歳未満が対象のコア視聴率がとにかく低い。1%台の日もあるほどです。そして何よりTBSのイメージを損なっていると主張する人も局内には多い。日曜の午後には結構な頻度で偏向と指摘される番組内容に抗議するため、街宣車が局の外を回っています。そのためTBSの警備が一番厳しいのは、多くの社員が出社していない日曜日というブラックジョークが飛び交うほど」(別のTBS関係者)

とはいえTBSの中で功労者の関口、サンモニは〝アンタッチャブル〟な存在となっている。それこそ本人が「終わり」と言わない限り、終了は考えられない。現状では関口の首に鈴をつけられる人がいないことは多くの局員の知るところだが、それでも局内には打ち切りを求めるムードが充満していた。

「関口もTBS内の空気をある程度は察知しているようです。しかし今回、結果的に張本さんが〝いけにえ〟となったことで、一連の騒動のミソギは済んだことになってしまいました。まだしばらくサンモニは続きそうです」(前同)

ここ数年、ご長寿番組の終了が続いているが、サンモニは当面、安泰ということだ。