巨人 来季も “中4、5日ローテ” 継続へ 桑田コーチは否定派に猛反論「必ずできると思っている」

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巨人・桑田コーチが語った「根拠」とは…(東スポWeb)

まさかの継続宣言だ。巨人の桑田真澄投手チーフコーチ(53)が、来季の先発投手運用で「中4、5日ローテ」を実施する可能性を示唆した。優勝争いを繰り広げていた中、先発投手5人でローテを回す起用法を巡ってはさまざまな声が上がったが、球界からは別の視点から見た意見も聞こえてきた。果たしてその内容とは…。

新たにG投のトップとなった桑田コーチは「中4、5日ローテ」について「僕はすごくいいことだと思っています。なんか『中5日、4日で投げて息切れが…』というコメント、記事も読んでますけど、不思議ですよね。そんな投げられない人はプロ野球選手にならない方がいいんじゃないかなと思いますけどね」と断言した。

今年の巨人は優勝争いが佳境を迎えた9月以降、10勝25敗8分けと大失速。その原因の1つとされたのが「中4、5日ローテ」だった。

6連戦を菅野、戸郷、メルセデス、山口、高橋の「5本柱」で戦い抜いた。宮本前投手チーフコーチは「最も信頼のおける5人」と評したが、6番手の候補不在による〝苦肉の策〟でもあった。

シーズン残り2か月もある時点での「特攻ローテ」には、球界内から「当初は先発完投型の投手育成を目指していたはずが逆行している」「早い回で先発が降板することで救援陣への負担も増している」などと疑問視する声も多く上がったが、桑田コーチの考えは違った。

「アメリカだって中4日、5日で投げてるので。いまメジャーへ、メジャーへと言っている時代でね、メジャー目指している選手が多いにも関わらずね。いや中5日は…とか、中4日は…とか言っているようではおかしいですよね。まあ、力不足ですよ」(同コーチ)

無謀にも見えた試みだが、評価する声は球界からも上がっていた。ある他球団関係者は「すでに来季を見据えた動きだったのではないでしょうか。当然『急にやれ』と言われても先発陣にとっては酷な話で、今季に関しては首脳陣もある程度この結果は予測していたはず…。来年に向けて課題や反省も身をもって体感したでしょうし、今年の経験がいい踏み台になるのでは」と予測。短期的な作戦ではなく、未来を見据えたものである、との見解を示した。

もちろん投手陣が「中4、5日」に耐えられる技術、体力を備えることが前提になる。桑田コーチは「(練習を)やらせるとかそういうのじゃなくて、鍛えたいですよね。彼らはできると思っていますので。まだそのやり方を知らないだけでね。やり方を知れば必ずできると思っているので。しっかり鍛えていきたいと思っています」と力強く宣言。1年間、選手を見ることに専念し、いよいよ治療に乗り出した同コーチの手腕が試されそうだ。