【W杯アジア最終予選】戦力充実で注目される森保監督の「手腕」

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森保一監督(東スポWeb)

森保ジャパンで期待の選手が次々と結果を出して戦力が厚みを増していく一方で、多彩な選択肢を生かすも殺すも森保一監督(53)の手腕次第になりそうだ。

カタールW杯アジア最終予選で激戦が続く中、森保ジャパンを担う選手たちが続々と結果を出している。右ヒザの負傷からMF久保建英(マジョルカ)が27日のヘタフェ戦で約2か月ぶりに実戦復帰して上々の動きを披露。また、日本の元10番のMF中島翔哉(ポルティモネンセ)が27日のファマリカン戦でアシストを含め2得点に絡む大活躍を見せ、代表復帰へ猛アピールを果たした。

現10番のMF南野拓実(リバプール)も27日のサウサンプトン戦で後半36分から途中出場し、公式戦で7試合連続出場。特に直近の試合では名門でセンターFWを任されて活躍しており、代表でも1トップとしての適性に期待が高まっている。

代表選手の戦力、オプションの厚みが増しており頼もしい限りだが、そこで注目されるのは森保監督の手腕。これまでも一部選手の偏重起用が指摘されており、多彩な選択肢を生かしきれるか不安も募る。

指揮官は24日に取材に応じた際に「机上では結果を出して出場数が多い選手たちを並べていくことがベストのように感じることもあるが、実際ピッチに立ってつながりを考えた時に、また違う部分がある」と組み合わせの重要性を強調。そして「データだけではなく総合的に、そのときのベストをつくり上げていく。選手たちの評価も、できるだけニュートラルに見ていく」と起用は偏重せず、柔軟に対応していく方針を示した。豊富な人材を森保監督がどう〝調理〟するか注目だ。