【ノア】中嶋勝彦 元日GHC決戦も絶対クリア! 1・8新日対抗戦「おいしい相手」に舌なめずり

潮崎(右)にGHCベルトを見せつける中嶋(東スポWeb)

ノアのGHCヘビー級王者・中嶋勝彦(33)が新日本プロレスとの対抗戦(来年1月8日、新日本横浜アリーナ大会)に向け、王座死守を誓った。

28日の代々木大会ではGHCナショナル王者の拳王と、それぞれのベルトをかけたダブルタイトル戦で激突。金剛同門対決は、激しい攻防の連続となった。

コーナー最上段からのドラゴンスープレックスを空中で体を一回転させて回避し、ハイキックを何度食らっても立ち上がるタフネスぶりで60分フルタイムドロー。V2に成功するや、「右上腕二頭筋腱脱臼」手術のため3月から長期欠場中だったかつてのパートナーで宿敵の潮﨑豪が登場し、来年1月1日東京・日本武道館大会での王座挑戦を表明した。

受諾した中嶋は「俺がノア所属になったのが2016年1月1日。元日はいわば俺の〝誕生日〟なんだよ。その特別な日に聖地・武道館のメインに立てるのは感慨深いな」としつつ「今のノアの中心は誰なのか分からせるよ」と不敵に話した。

新年一発目に王座防衛に成功すれば、新日本との対抗戦も視野に入る。「8日もベルトを持ったまま迎えたいか? それはそうでしょ。そうすれば、向こうは俺のために〝おいしい相手〟を用意せざるを得ないだろ?」と目を光らせた。

「生涯初の60分引き分けを戦い抜いた。これでまた俺はアップデートされた」。この勢いのまま2022年も突っ走る。

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