中国ピンドゥオドゥオ、第3四半期売上予想下回る 研究開発強化へ

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[北京 26日 ロイター] - 中国の電子商取引企業、拼多多(ピンドゥオドゥオ)が26日発表した第3・四半期決算は、総売上高が215億1000万元(33億7000万ドル)となった。リフィニティブのIBESデータがまとめたアナリスト予想平均の265億9000万元を下回った。

中国で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が新たに発生し、消費者が警戒感を強め支出を抑えた。

これを受け、26日の米国上場株終値は15.8%安となった。

第3・四半期の平均月間アクティブユーザーは15%増の7億4150万人。

特別項目を除いた1株利益は2.18元。予想は0.15元だった。

陳磊最高経営責任者(CEO)は電話会見で、研究開発への投資にさらに注力すると表明。「これは販売とマーケティングに重点を置いていた最初の5年間からの戦略の大きな転換だ」と述べた。

香港の証券会社、海通国際のマネジングディレクターであるナタリー・ウー氏はリサーチノートで「マーケットプレイスの流通総額(GMV)の伸びは、マクロの逆風の中でかなり底堅くなっている」と指摘。「ピンドゥオドゥオの成長率は、ユーザー数が9億人に近付くにつれて安定してきている」と付け加えた。

ピンドゥオドゥオは電話会見で、農業分野の重要なニーズに対応するため、テクノロジーを駆使した農業ソリューションへの投資を拡大する方針を示した。

北京在住の独立系インターネットアナリスト、劉興亮氏は「農業分野への投資は、大規模かつ長期的なものになるだろう」と指摘。「長期的に同社にとっては良いことだが、投資家はそれほど忍耐強くない」と述べた。

また、ピンドゥオドゥオの成長率は、ユーザー数がピークに近付くにつれて鈍化していると指摘。「多くの新規ユーザーを集める段階は終わった」と付け加えた。