10年後にはiPhoneがARに置き換えられるかも?

15年前、今日のモバイルデバイスの状況を実際に予想していた人は1人もいないでしょう。Nokiaが永遠に王座に君臨することになると考えた人もいるはずですが、それは叶いませんでした。問題は、この先10年の状況がどうなるのかということです。Appleに関して言えば、そこにはARが用いられているかもしれません。

あるいは、少なくともアナリストのMing-Chi Kuo氏は、将来的にAppleは同社のベストセラー製品であるiPhoneの販売を終了し、それをARで置き換える可能性があると考えているようです。

AppleはARメガネの開発に取り組んでいると噂されており、今回のKuo氏のメモを基にすると、スマートフォンを拡張現実に置き換えることが実際に出来れば、Appleが将来的にメタバースの基盤を構築する手助けとなるかもしれません。ARメガネの初期モデルがiPhoneとペアになる可能性はありますが、長期的に見ると、Kuo氏はそれが独立して動作することになると信じています。

つまり、ARメガネが最終的に独自のエコシステムを持つようになり、iPhoneを必要とせず、完全にデバイス単体で写真や動画を撮影したり、通話をすることが可能になるということです。それは非常に未来的ですが、Appleがそれを実現するかどうかはまだわかりません。Googleが、Google Glassで行った試みは失敗に終わりましたが、おそらく10年以内には、市場はそのような製品に対してよりオープンになっているでしょう。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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