沖縄県議会会派「無所属の会」の當間盛夫氏と大城憲幸氏は25日、県庁の照屋義実副知事を訪ね、保管場所が課題となっている大量漂着した軽石について、うるま市平安座のエビ養殖場に仮置きすることを提案した。高さ3メートル、面積約3万平方メートルの養殖用のため池が3カ所活用できるという。ため池はふたをすることができ、強風が吹いて流出する二次被害を防ぐことができるとする。
照屋副知事は「仮置き場所については市町村の設置状況の把握に努めている。あわせて国有地と県有地などの仮置き場も検討している。担当部局で共有していきたい」と話した。
當間氏は土建会社の協力を得て、本部町の渡久地港で軽石を効率的に吸い上げる実証実験を視察したと報告した。