ユベントスが選手移籍で不正取引か アニェッリ会長ら上層部が捜査対象に

 ユベントスは選手の移籍取引に関する不正の疑いが浮上し、警察が捜査に乗り出した。

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 トリノ地検は声明で、ユーベが2019年から2021年の間に行われた「様々な移籍業務」に関して虚偽報告や架空取引の請求書を発行した疑いがあるとし、財務警備隊(税務警察)及びイタリア国家証券委員会(CONSOB)による捜査が行われたと発表。アンドレア・アニェッリ会長、パベル・ネドベド副会長、ステファノ・チェラート財務部長などが対象に挙がっており、ユーベは捜査に応じる方針のようだ。

 またユーベは、「クラブは調査機関とCONSOBに協力しており、対象となっている点は全て明らかになるだろう」と声明で発表。「私たちは財務報告書の作成に関する法令を遵守し、会社原則に則りサッカー業界の慣行と市場の状況に沿って運営してきた」と主張している。

ユーベが不正取引の疑いで調査対象に Photo Catherine Ivill

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