Emesent、SLAMレーザー「Hovermap」を展示。Acecore[第7回国際ドローン展]

EmesentのHovermap+Acecore ZOEのインテグレート機体

「メンテナンス・レジリエンス TOKYO 2021」においても、 株式会社みるくるが、Emesent社のSLAMレーザー「Hovermap」をインテグレートされたAcecore ZOEを展示。 こちらも日本初披露となり、カラーリングもEmesent社に合わせた機体となっている。

前方に突出したレーザー端末が周囲100mの空間を認識する

Hovermapは、円柱形のレーザー端末を回転させながら、100m周辺の地形や障害物の把握や自己位置推定をGPS等の位置情報衛星を使わずにできる「SLAMレーザー」。

精度1~3cmの比較的高精度な3次元点群データも取得が可能で、通常のドローン飛行(GNSS+IMU搭載)システムでは計測不能な建物内や構造物裏面の計測も可能とのこと。木の枝をかいくぐりながらフライトする映像は圧巻だ。

枝をすり抜けるように飛ぶHovermap+ZOE。構造物裏面や遮蔽空間も飛行可能

中型機のZOEでもペイロードは6kgとパワフルで汎用性も高い。 今後、測量現場でSLAMレーザーHovermapがインテグレートされたAcecoreの機体を見かける日も、そう遠くはないだろう。

▶Emesent

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