国際投資家、人民元保有意欲高まる ロンドン人民元業務報告

© 新華社

国際投資家、人民元保有意欲高まる ロンドン人民元業務報告

外貨と人民元。(資料写真、北京=新華社配信)

 【新華社ロンドン11月29日】英ロンドンの金融街シティー・オブ・ロンドン(シティー)と中国人民銀行(中央銀行)欧州事務所はこのほど、ロンドン人民元業務四半期報告を発表した。国際投資家の人民元保有意欲が高まり、英国での人民元建て預金残高が大幅に増加したことが分かった。

 英国の人民元直物為替取引高が世界の人民元直物為替に占める割合は今年6月に36.7%となり、前年同月から3.8ポイント拡大した。今年第2四半期(4~6月)の中英間クロスボーダー人民元決済額は前年同期比79.1%増の計4565億3千万元(1元=約18円)。中国建設銀行ロンドン支店は、英国の人民元クリアリング銀行に指定された2014年6月から今年6月末までの人民元決済量が累計57兆元となった。

 ロンドンの人民元建て預金残高は6月末時点で3月末比23.3%増、前年同期比19.2%増の885億元と過去最高となり、国際投資家の人民元保有意欲が高まった。

 英国が世界最大の人民元直物為替取引センター、第2のオフショア人民元決済センターの地位を維持したことも分かった。

 シティー政策・資源委員会のキャサリン・マクギネス委員長は「記録的な水準の人民元取引と清算、決済を続けることができうれしく思う。英国は為替取引で世界をリードしており、予見可能な将来においても、その地位を維持し続けるだろう」と述べた。