加藤伸一氏がKMGホールディングス監督に就任「結果にこだわりたい」

KMGホールディングス野球部の練習でノックを打つ加藤伸一氏(東スポWeb)

プロ野球解説者で本紙評論家も務める加藤伸一氏(56)が、来年2022年より社会人野球・KMGホールディングス(九州三菱自動車)の監督に就任することが分かった。

加藤氏は倉吉北高(鳥取)から1984年にドラフト1位で南海(現ソフトバンク)に入団。ダイエー、広島、オリックス、近鉄と渡り歩き、鋭いシュートを武器に21年間現役を続けて92勝を挙げた。

引退後はソフトバンクの一、二軍投手コーチやフロント業務を経て、2017年からKMGホールディングスの投手コーチに就任。谷川昌希投手(現日本ハム)を指導し、チームを5年ぶりの都市対抗出場に導いた。

チームはその後、全国大会から遠ざかっている。加藤氏は「守り勝つ野球を目指していきたい。4年間、全国大会に出られていない。とにかく結果を出さないといけない。結果にこだわりたい」。これまでの経験を生かし、指揮官としてチームの強化を図っていく。

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