【インド】国際線到着、乗客5%に新型コロナ検査実施[運輸]

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インド保健・家族福祉省は28日、世界保健機関(WHO)が「懸念される変異株(VOC)」に指定した新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の報告を考慮し、国際線到着時の入国ガイドラインを一部変更した。12月1日以降、指定の国・地域から到着する全ての乗客と、全ての国・地域から到着する乗客の5%に検査を実施する。

全ての国と地域から到着した乗客の中から無作為で選んだ5%の人に検査を実施する。検査費用は民間航空省が負担する。

指定の国・地域から到着する乗客は、強制的な検査の対象となる。これまでは、指定国・地域でも相互協定を結んでいる国であれば、ワクチン接種が完了していることを条件に検査を受けずに空港を離れることができた。12月1日以降は、ワクチンの接種状況にかかわらず到着後に自己負担で検査を受け、検査の結果を待ってから空港を出るか、乗り継ぎ便に乗る必要がある。

検査で陰性だった場合は、7日間自宅で待機した後、8日目に再検査を受ける。陰性であれば、さらに7日間自宅で待機し健康状態を自己観察する。陽性の場合は、施設での隔離の対象となり、検体はゲノム検査に送られる。

28日時点で指定国・地域となっているのは、(1)英国を含む欧州諸国(2)南アフリカ(3)ブラジル(4)バングラデシュ(5)ボツワナ(6)中国(7)モーリシャス(8)ニュージーランド(9)ジンバブエ(10)シンガポール(11)香港(12)イスラエル。

入国する全ての乗客は、出発前72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書と、過去14日間の旅行歴を事前にオンラインで提出する必要がある。

■国際線再開は日程を再評価へ

国際線について民間航空省は11月26日に、国際線の定期旅客便の運航停止措置を12月15日から条件付きで解除すると発表していた。発表によると、上記の指定国・地域以外であれば、国際線の定期旅客便を平時通り運航できるようになる。ただ、エコノミック・タイムズ(電子版)によると、オミクロン株が懸念される変異株に指定されたことを受け、中央政府は国際線の運航再開の日程を再評価することを決定している。