スウェーデンのカールソン/ファルク、男子複V 中国ペア2組下し世界一<世界卓球2021>

<世界選手権個人の部(世界卓球2021)ヒューストン大会 日時:11月23日~29日 場所:アメリカ・ヒューストン>

現地時間29日、世界選手権は最終日を迎え、男子ダブルス決勝でクリスチャン・カールソン/マティアス・ファルク(スウェーデン)ペアと林鐘勲(イムジョンフン)/張禹珍(ジャンウジン・韓国)ペアが対戦し、スウェーデンペアがゲームカウント3-1で優勝を果たした。

スウェーデンvs韓国

写真:林鐘勲(イムジョンフン)・張禹珍(ジャンウジン・韓国)ペア/撮影:ラリーズ編集部

決勝に臨んだのはスウェーデンペアと韓国ペア。男子ダブルスでは陳建安/荘智淵(チャイニーズタイペイ)以来の中国勢以外の優勝を目指し、両ペアが対戦した。

特にスウェーデンペアは、準々決勝で王楚欽(ワンチューチン)/樊振東(ファンジェンドン)ペア、準決勝で梁靖崑(リャンジンクン)/林高遠(リンガオユエン)ペアと中国ペアを下し、勝ち上がってきた。

写真:クリスチャン・カールソンとマティアス・ファルク(スウェーデン)/撮影:ラリーズ編集部

試合は、そのスウェーデンペアのペースで試合が進む。サウスポーのカールソンとフォア表のファルクは、丁寧な台上プレーで韓国ペアの持ち味である強打を封じる。コースを突く丁寧な仕掛けで、韓国ペアのミスを巧みに誘う。

写真:クリスチャン・カールソンとマティアス・ファルク(スウェーデン)/撮影:ラリーズ編集部

第1ゲームを11-8、第2ゲームを15-13で競り勝ったスウェーデンペアが王手をかける。

第3ゲームこそ韓国ペアがデュースで奪い返したものの、ストップからの展開を徹底したスウェーデンペアが逆転で第4ゲームを制し、嬉しい世界選手権金メダルを獲得した。スウェーデンペアは、中国ペア2組を破っての正真正銘の世界一を勝ち取った。

男子ダブルス決勝

写真:クリスチャン・カールソンとマティアス・ファルク(スウェーデン)/撮影:ラリーズ編集部

〇クリスチャン・カールソン/マティアス・ファルク(スウェーデン) 3-1 林鐘勲/張禹珍(韓国)
11-8/15-13/11-13/12-10

文:ラリーズ編集部

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