欧州サッカー界でも “オミクロン株パニック” 再び無観客開催やリーグ中断の可能性

© 株式会社東京スポーツ新聞社

後半途中で打ち切りとなったベレネンセスーベンフィカ戦(ロイター)

新型コロナウイルスの新たな変異株として脅威が高まるオミクロン株が欧州サッカー界を直撃して、再び無観客開催やリーグ中断に追い込まれる可能性が出てきた。

ポルトガル1部ベレネンセスで選手やスタッフなど13人の感染が判明。27日にベンフィカとのリーグ戦を強行しており、相手チームなど今後の拡大が懸念されている。

英国ではすでにオミクロン株の流入が確認されており、感染者の中には渡航歴がない人もいることから、市中感染の段階に入ったとの指摘も。同国のサッカー界にも影響が出ており、英紙「サン」は「マンチェスター・ユナイテッドの欧州チャンピオンズリーグ(CL)のヤングボーイズ(スイス)戦が、オミクロン株のために中立国での開催になる可能性がある」と報道している。スイスの検疫体制が強化されたため、12月8日にマンチェスターUのホームで行われる試合の会場変更が浮上。さらに「新しい場所を確保できなかった場合、UEFA(欧州サッカー連盟)は試合を来年に延期する可能性がある」と延期の動きまで出てきた。

英メディア「フットボールニュース」は「オミクロン株が世界中で加速度的にまん延しており、サッカーが再び停止する可能性がある」と指摘。昨年の新型コロナ禍発生時のように無観客開催やリーグ戦、代表戦の中断が現実味を帯びてきた。

日本も人ごとではない。カタールW杯アジア最終予選が来年1月27日に中国戦、2月1日にサウジアラビア戦が予定されているが、日本政府は外国人の新規入国停止を決定。感染状況が悪化して措置が長引けば、再び無観客や予選の再延期などもありえる。

サッカー界が〝オミクロン株パニック〟に見舞われそうだ。