秋篠宮さまが〝中傷記事〟に苦言 テレ朝・玉川徹氏が共感「僕は一切相手にしなかった」

秋篠宮さま(東スポWeb)

テレビ朝日社員の玉川徹氏が30日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」に出演し、秋篠宮さまが56歳の誕生日に先だって行われた記者会見で、長女眞子さんの結婚報道に関する見解を述べられたことに、自身の経験を交えて語る場面があった。

秋篠宮さまは「娘が複雑性PTSDになったのはおそらく、週刊誌、ネット両方の記事にあるのだろうとは思いますけれども、創作、作り話が掲載されていることもあります。誹謗中傷は許容できるものではありません」と言及され、週刊誌報道やネットの書き込みで事実と異なる報道に対しては「一定の基準を設けてそれを超えた時には反論するなど、基準作りをしていく必要があると思います」と述べられた。

これに玉川氏は「本当にお立場として辛いと思う。我々は最終的には裁判で相手に問うことができる。法律上可能かどうか不明だが、皇族は自分たちがバッシングの対象となったとしてもできないですよね。そういう意味では非常に弱いお立場で、たとえば反論すれば、またそれを記事に書かれる。それを雑誌メディアなどを含めてビジネス、お金儲けに使われてしまう。相手に利する、火に油になってしまう状況もあって、身動きが取れないということもあると思う」とした。

続けて、玉川氏自身のバッシングについても関連付けて「僕の個人的な経験で言っても、コロナ禍でいろんな人、名前が通っている人も含めて、いろんなことを言われてきた。でも、それに僕が反論とかしたら、その人のビジネスに利するだけになっちゃう。彼らの金もうけに協力するだけになるので、僕は一切相手にしなかった。同じようなことが言えるんじゃないですかね。反論は可能だけども、一つひとつ反論することの意味、効果も含めて難しい。秋篠宮さまもおっしゃってますけど、誹謗中傷は許さないというのが基準作りのラインになってくるのかなという気がします」とした。

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