鈴木浩介が菅田将暉主演「ミステリと言う勿れ」で心理学の准教授に

鈴木浩介が、フジテレビ系で2022年1月10日にスタートする連続ドラマ「ミステリと言う勿(なか)れ」(月曜午後9:00)に出演することが分かった。幼少の頃の主人公・久能整(菅田将暉)と出会い、彼を支えていく存在を演じる。

ドラマは、月刊フラワーズ(小学館刊)で16年に連載をスタートし、これまで既巻8巻を刊行している累計発行部数1300万部を突破した田村由美氏の同名漫画が原作。会話劇とミステリーを癒合した意欲作で、天然パーマがトレードマークのカレーをこよなく愛する大学生の整が、淡々と自身の見解を述べるだけで事件の謎も人の心も解きほぐしていくさまを描く。

鈴木が演じるのは、大学で心理学を教える准教授・天達春生。天達はまだ整が幼少の頃に彼と出会っており、さまざまな問題や悩みを抱えていた少年・整をパートナーの女性と共に、温かく見守り、彼のその後の人生を左右するようなアドバイスを与えたり、道しるべを示したりと、大きな影響を与える。しかし、天達のパートナーの女性は整と出会った数年後に、悲しい事件に巻き込まれ殺害されてしまう。

成長した整は、天達が准教授を務める東英大学教育学部に通うことに決め、天達を何かと頼りにしている一方で、天達も整の類いまれな観察眼や豊富な知識、そして驚異的な記憶力を認めており、お互いをリスペクトし合っている関係性だ。

鈴木は役柄について「心理学の准教授ということで、とても大人な落ち着いた人物ではないかと思います。そして、整に長年寄り添ってきました。整の兄のようでもあり、教授としての顔もあって、時に親のような気持ちも持っているのかな?と思って演じさせていただきました」と明かし、「見どころはなんといっても“菅田将暉”が演じる整ではないでしょうか? 整が事件を解き明かしていく姿に、皆さんも参加して彼を越えられるのか? 打ち負かされるのか?を楽しむのが醍醐味(だいごみ)になると思います」とアピール。

さらに、「松山(博昭)監督が作る映像の世界観も楽しみです。僕はまだ現場でしか見ていないのですが、現場のカメラワーク、照明などは素晴らしいですよ。ここに音楽が加わることで、さらにすてきになるので早く仕上がった映像を見てみたいです。菅田さんを主演に迎えた、新たな“松山監督ワールド”、監督がどのように料理するのかが、とにかく楽しみです」と期待を寄せている。

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