西武・岡田雅利捕手(32)が30日、国内FA権を行使した上でチームに残留することを表明した。来季から3年契約を結ぶという。
この日、埼玉・所沢の球団事務所で会見した岡田は「この度、FA権を行使して埼玉西武ライオンズに残留することを決めました。僕自身、埼玉西武ライオンズというチームが大好きです! この大事な仲間とともにパ・リーグ優勝、そして日本一を掴み取ることが自分にとって一番の幸せだと感じています」とコメント。
続けて「今年はチームとしても非常に悔しい想いをしました。来季はこの悔しさを忘れず、またライオンズでプレーできることに喜びを感じながら、頂点を目指して戦っていきたいです。ライオンズファンの皆さま、これからもよろしくお願いいたします!」とファンに変わらぬ支援をお願いした。
森友哉捕手、山川穂高内野手が1位、2位指名を受けた2013年ドラフトの6位で大阪ガスから西武に入団した岡田。その明るい性格と面倒見の良さから、本来はライバルでもある森を8年間、精神的、また、その知恵袋としても支えてきたムードメーカー。この残留を最も喜んでいるのは、間違いなく森友哉だろう。