[後編]小学校入学準備で学習机って必要?先輩ママにも聞いてみました。保育園ママ友の井戸端会議レポート

前編からの続き

小学校入学準備中の我が家。目前まで迫ってきている小1の壁をなんとかよじ登りたいと思っています。
ネットの情報もたくさんありますが、頼りになるのは職場で聞く先輩ママさんたちの意見!さらには保育園ママ友さんたちとの井戸端会議も悩みを共有したり、意見を聞いたりして参考になります。

前編では、保育園年長さんのママ友に会うと最近よく出る話題の中から「学童どうする?」についてお話しました。
後編の今回は、もうひとつのよく出る話題「学習机」について、みんなどうしているのか聞いた話を紹介したいと思います。

2.学習机、買った?

買った人(または買う予定の人)と買わないと決めている人は、だいたい半々くらいのようです。
私が聞いたママ友さんたちに多かった意見を集めてみました。

学習机必要派

・学習机でやる気アップ!
「もうすぐ1年生だから」と、年長さんの10月くらいになって学習机を買ってもらった女の子は、自分だけの机ができたことによってやる気が出たそうです。文房具品など細かいものは机の引き出しに整理整頓するようになったり、自発的にワークをするようになったそうです。

・食事の場所と勉強の場所を共有したくない
リビング学習をすると、場所がダイニングテーブルになるご家庭もあると思います。食事の支度をしている間にダイニングテーブルで宿題をしていて、さあご飯ですよ~、となった時にいったんテーブルの上を片付けたり、勉強の道具がダイニングテーブルの上に積み上げられている状態なのが嫌なので、勉強をする専用の場所は必要という方もいらっしゃいました。
確かに、ダイニングテーブルは目が届きやすいけれど、宿題やワークをやり始めるとノートを広げて、鉛筆、色鉛筆、消しゴムのカスが広がって・・・どんどんスペースが広がっていきますもんね。中断するたびに片付けるのもめんどう。

・やっぱり機能性を考えると学習机!
う~ん、そうですよね~。少し前までダイニングテーブルで勉強すればよいと思ってた私の心が揺らぐのです。
学習机はやっぱり勉強をするのに適しています。引き出しは細かいものから大きいものを収納できるように設計されているし、再度にカバンを書けるフックがある。それに照明も明るいです。我が家のダイニングテーブルは照明が少しオレンジっぽく、そこまで明るくはないので、長く勉強する場所としては適さないのかも。

学習机いらない派・大きくなってからでよい派

・リビングに置いた机を家族みんなで共有
近年、在宅ワークを導入した会社が多いからなのか、コンパクトな机をリビングに置いて、家族みんなで共有するご家庭も多いようです。
家具屋さんを見に行くと、リビングに合うようなコンパクトでシンプルデザイン、落ち着いた木目調やアンティーク風の机が目につきました。

・もはやダイニングテーブルが学習机
子供部屋に机があると、宿題や勉強をみるのに子供部屋にこもらなければなりません。でもダイニングテーブルなら、自分が在宅ワークの時も、キッチンに立っている時も目が届くのでコミュニケーションが取りやすいですね。
もはやダイニングテーブルが学習机となり、周りの棚は子供の勉強道具の収納場所になったという先輩ママさんもいらっしゃいました。

・学習机は4年生から
先輩ママさんのお子さんは、4年生になる時に学習机を購入したそうです。それまでは小学校で使う教科書類や荷物がそこまで多くないので、収納棚や机を新調しなくても困らなかったようです。でも4年生になると、教科書類、プリント、学校で使う荷物がぐっと増えるそうですよ。
プリント類!盲点でした。1年生の荷物はまだ多くは無いのなら、我が家の場合は遊びスペースに増えすぎたおもちゃを整理したら何とかなりそうです。

学習机いらない派からいる派に傾いている理由

ママ友さんたちのお話を聞いて、参考にしたり、なるほど~と気づかせてもらったり。
それでも今までの私は息子にダイニングテーブルか、夫が使っている机で勉強させるつもりだったので、息子の学習机は全く考えていませんでした。あまり息子が勉強する様子を想像できていなかったのです。
ところが、年長さんになってから始めた通信教材を続けているうちに、気づいたことがあります。

・ダイニングテーブルは身長に合わない
息子は、毎日1~4ページのワークをダイニングテーブルで私と一緒にやっています。
ダイニング用のベンチに大きめのクッションを置き、その上に正座してやっとテーブルがみぞ落ちのあたりにきて、読むにも書くにも丁度良い高さになります。ところが、やはりそれでは座り心地が悪いようで、集中力が途切れてしまうことがあります。

照明が長時間の勉強に合わない
我が家のダイニングの照明は、明るすぎない少しオレンジがかった色です。
夜にワークをやることが多い息子はその照明で読み書きするのですが、疲れないかな?目に悪くないかな?と思うようになりました。
今はまだ15分~20分程度のワーク時間ですが、小学生になると少しずつ机に向かう時間が増えるでしょうから、心配です。明るさが調節できる照明にすれば良かったなぁ。

・リビングルームには誘惑が潜んでいる
なんといっても先ずテレビ!私はテレビが無くても生きていけるタイプですし、息子のワークの時間はもちろんテレビはスイッチオフ。
しかーし!夫がつける!!耳どうかしてる!?ってほどの大音量に上げたところで私の雷が落ちます(笑)。
また、筋トレをしたりパターの練習を始めたりする夫・・・こっそりアイスクリームを食べることも。もうっ!気が散るでしょ!!
夫はリビングルームというリラックスして楽しむべきところで然るべき過ごし方をしているだけなのですが(笑)。
今はまだパパとも遊びたいしワークもやりたくて気が散りやすい6歳息子ですが、このままリビング学習を続けさせてリビングルームでの雑音に負けず集中できる癖をつけさせたい気持ちと、勉強が難しくなってきたらちゃんと静かな場所で集中して考えさせた方が良いかな、という気持ちで迷います。

まずは、今の息子の遊びスペースの大整理をすることにしました。
もう使わないおもちゃ、赤ちゃんの頃の絵本、サイズアウトしそうな服・・・。そういうものからどんどん整理していくうちに、息子も「ボク1年生になるから、これはもういらない」と、おもちゃを持ってくるようになってきました。
遊びスペースはリビングルームの続きですぐ隣にあります。
親の目がすぐ届くし、テレビは見えない位置。照明は昼光色。
リビング学習にしようとしていた理由の一つに、「そこしか場所がない」と思っていた自分を反省しつつ、大整理に私のやる気スイッチが入りました。新たに勉強用のスペースが作れそうです。

息子の学習環境を整えるための第一歩。
それは学習机を考える前に、必要だったのは私のお片付けでした(笑)。

トラのママ
大相撲大好き年長さん息子の子育て真っ最中ワーママ
Twitter:トラのママ@バネッサパースキー・ジャパン(@vperske_jp

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