東京五輪公式マスコット〝ミラソメ〟にアンコールの大合唱!ファン数百人が花道で見送り

ファンと交流したミライトワ(左)とソメイティ(東スポWeb)

まさに〝ミラソメ〟フィーバーだ。東京スポーツスクエアで開催している東京五輪・パラリンピックの公式マスコット「ミライトワ」と「ソメイティ」の交流イベントが30日、最終日を迎え、予定のプログラム終了後にサプライズが起こる一幕があった。

同イベントは、23日から8日間行われていた東京都による五輪・パラの展示や大会組織委員会による公式グッズのファイナルセールとともに実施。1日120組(30組×4回)のファンが「ミラソメ」と写真、動画撮影で触れ合えるというもので、都オリパラ準備局関係者が「〝皆勤〟しているお客さまもいらっしゃると思います」と話すほどだった。

「最終回」となったこの日の4回目は、ミライトワとソメイティがFoorinの「パプリカ」を踊って場を盛り上げ、30組と撮影。さらに、50人に数秒間の〝ボーナスタイム〟も与えられた。ただ、ここまでは予定通り。仕事を終えた〝2人〟はステージ裏に下がったが、100人以上のファンから「アンコール」の大合唱が響いた。

すると、再び「ミラソメ」が登場。歓喜がこだまする会場はいつの間にか数百人のファンによって花道が作られ、そこを主役が往復して手を振りながら別れを告げた。

そんなミライトワ、ソメイティ人気は絶大で、日曜日だった28日は1900人、前日29日とこの日も1000人以上が来場したという。「マスコットのイベント、ファイナルセールと多くの方に来ていただいて、本当にうれしい限りです」(前出関係者)

都と国際オリンピック委員会(IOC)などが交わした開催都市契約によると、「ミラソメ」を含む大会知的財の使用権は今年12月31日まで。存続を願うファンも少なくない中、〝2人〟の今後にも注目が集まっている。

© 株式会社東京スポーツ新聞社