中国石油化工集団、グリーン水素製造プロジェクト着工

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中国石油化工集団、グリーン水素製造プロジェクト着工

 30日、新疆ウイグル自治区クチャ市で行われたグリーン水素モデルプロジェクト着工式。(クチャ=新華社配信)

 【新華社北京11月30日】中国石油大手の中国石油化工集団(シノペック・グループ)は、新疆ウイグル自治区クチャに建設するグリーン水素モデルプロジェクトが30日に着工し、稼働後には年産2万トンに達すると明らかにした。

中国石油化工集団、グリーン水素製造プロジェクト着工

 30日、新疆ウイグル自治区クチャ市で行われたグリーン水素モデルプロジェクト着工式。(クチャ=新華社配信)

 グリーン水素は風力や太陽光など再生可能エネルギーによる発電で作られた水素で、生産過程で温室効果ガスを発生させず、脱炭素を実現しており「ゼロ炭素水素ガス」と呼ばれる。

中国石油化工集団、グリーン水素製造プロジェクト着工

 30日、新疆ウイグル自治区クチャ市で行われたグリーン水素モデルプロジェクト着工式。(クチャ=新華社配信)

 同プロジェクトは、中国初の1万トン以上の太陽光発電による水素製造プロジェクトで、太陽光発電、送変電、電解水による水素製造、水素貯蔵、水素輸送の5部分で構成され、投資額は約30億元(1元=約18円)となる。発電容量300メガワット、年平均発電量6億1800万キロワット時の太陽光発電所、年産2万トンの電解水水素製造工場、容量21万立方メートルの貯蔵タンク、毎時2万8千立方メートルの水素輸送管・送変電施設などを新設する。2023年6月の稼働予定で、生産したグリーン水素をシノペック・グループ傘下の塔河煉化に供給し、現在使われている天然ガスによる水素に代わることで、年間48万5千トンの二酸化炭素(CO2)排出量を削減する。

中国石油化工集団、グリーン水素製造プロジェクト着工

 30日、新疆ウイグル自治区クチャ市で行われたグリーン水素モデルプロジェクト着工式。(小型無人機から、クチャ=新華社配信)

 同社の馬永生(ば・えいせい)董事長によると、クチャプロジェクトは風力・太陽光発電、グリーン電力輸送、グリーン電力による水素製造、水素ガス貯蔵保存、水素ガス輸送、グリーン水素製造といった生産・利用の全プロセスをカバーするモデルプロジェクトで、重要な設備機械や主要材料も全て国産化を実現した。(記者/戴小河)

中国石油化工集団、グリーン水素製造プロジェクト着工

 30日、新疆ウイグル自治区クチャ市で行われたグリーン水素モデルプロジェクト着工式。(小型無人機から、クチャ=新華社配信)

中国石油化工集団、グリーン水素製造プロジェクト着工

 30日、新疆ウイグル自治区クチャ市で行われたグリーン水素モデルプロジェクト着工式。(小型無人機から、クチャ=新華社配信)

中国石油化工集団、グリーン水素製造プロジェクト着工

 30日、新疆ウイグル自治区クチャ市で行われたグリーン水素モデルプロジェクト着工式。(小型無人機から、クチャ=新華社配信)

中国石油化工集団、グリーン水素製造プロジェクト着工

 30日、新疆ウイグル自治区クチャ市で行われたグリーン水素モデルプロジェクト着工式。(クチャ=新華社配信)