中国非製造業PMI、11月は拡大を維持

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中国非製造業PMI、11月は拡大を維持

上海市内のショッピングモールの内部。(11月19日撮影、上海=新華社記者/陳飛)

 【新華社北京11月30日】中国国家統計局サービス業調査センターと中国物流購買連合会(CFLP)は30日、11月の非製造業ビジネス活動指数(PMI)を発表した。同センターの趙慶河(ちょう・けいか)高級統計師は、非製造業PMIが52.3と3カ月連続で拡大基調を維持したと指摘。前月から0.1ポイント低下したものの、好不況の節目の50は上回っており、非製造業は全体的に安定した回復を続けているとの見方を示した。

 サービス業の景況感は低下した。今回の新型コロナウイルスの散発的な感染波は多くの地域に波及し、一部の業界に比較的大きな影響を与えた。サービス業ビジネス活動指数も前月比0.5ポイント低下の51.1となり、サービス業の回復がやや鈍化した。業種別では、製造業と密接な関係にある生産性サービス業が55.0の高景気水準となり、情報サービス、金融サービス、ビジネスサービスなどの業務総量が比較的速いペースで増えたものの、接触型消費と緊密な関係にある生活性サービス業は50を割り込み、中でも宿泊、生態保全・環境対策、文化・スポーツ・娯楽などが46以下と大きく落ち込むなど、市場活性度が顕著に低下した。今後の市場見通しでは、事業活動予想指数が高水準の58.2となり、多くの企業でサービス業市場の回復に対する自信が揺らいでいないことを示した。

 建設業の拡大は加速した。建設業のビジネス活動指数は59.1、新規受注指数は54.2と前月からそれぞれ2.2ポイント、1.9ポイント上昇し、生産と市場需要ともに拡大ペースが加速した。業種別では、土木工事建設業のビジネス活動指数が5.4ポイント上昇の60.5、新規受注指数が0.5ポイント上昇の56.5となり、第14次5カ年規画(2021~25年)の重点プロジェクトの実施に伴い、インフラ建設が加速したことを示した。