暮れの女子プロレス界に激震だ。「アイスリボン」から主力選手が大量離脱することが明らかになった。
複数の関係者の情報を総合すると、世羅りさ(30)、雪妃真矢、鈴季すず(19)をはじめとする複数の選手が、年内をもって団体を離れる見込みだという。
世羅と雪妃は現在、インターナショナルリボンタッグ王座を保持している。また昨年飛躍を遂げた次期エース候補の鈴季は1月までシングルのICE×∞王者に君臨。その後は本人の希望でデスマッチ路線を歩み、宮本裕向ら男子デスマッチファイターと対戦した。また大仁田厚率いるFMW―Eにも出場し、電流爆破デスマッチのリングでも活躍している。
既に団体内の選手、スタッフにはあいさつを済ませ、30日には他団体の関係者らにも退団の報告が届いた。雪妃は来年からフリーになる模様で、世羅や鈴季らはデスマッチのリングを主戦場とするユニットとして活動すると見られている。
今年、団体は創立15周年イヤーの節目を迎えた。早ければ1日にも正式発表される模様で、アイスリボンにとって大きな分岐点となりそうだ。