明石家さんまと新庄剛志監督が緊急合体へ 日テレでプロジェクト進行中

左からさんま、新庄(東スポWeb)

球界の話題を独占している〝ビッグボス〟こと日本ハムの新庄剛志新監督(49)の応援団に、お笑い界の大御所・明石家さんま(66)が名乗りを上げていることが分かった。今月12日午後7時から放送される3時間特番「誰も知らない明石家さんま第7弾」(日本テレビ系)のスペシャルゲストとして、さんま自ら新庄監督にオファーを出したというのだ――。

今回、新庄監督に出演オファーを出した「誰も知らない明石家さんま」は、2015年から毎年、年に1回のペースで放送されている。日テレを代表する人気特番の一つで、11月後半から12月前半に放送されている。

「まだあまり知られていないさんまさんの意外な一面を掘り起こすという番組で、15年の第1回に13・7%を記録すると、それ以降は13・5%、13・9%、16・0%、14・6%、15・2%と常に安定した数字を残している。3時間特番としては相当な高視聴率と言える」(日テレ関係者)

人気の秘密は豪華なゲストだ。19年には元妻の女優・大竹しのぶさんと共演。ほかにも菅田将暉、新川優愛、北村匠海、飯豊まりえ、神保悟志、成田凌、小日向文世など、人気俳優が大挙出演している。

この人気番組に今年、新庄監督の出演が実現すれば、例年以上の〝超豪華ゲスト〟として話題になるのは間違いないだろう。

「現在、水面下で調整中ですが、新庄監督サイドも相当乗り気になっているようだ。新庄監督は以前、さんまさんのトーク番組『さんまのまんま』(フジテレビ系)に出演したこともあって、知らない仲ではありません。さんまさんは、あらためて日本ハムの監督就任会見を見て、裏に秘めた野球愛を感じ取ったそうです」(同)

それにしても、この番組が毎回、豪華ゲストをキャスティングできる秘密はどこにあるのか?

「さんまさん自ら、興味のある芸能人や話題の人物にオファーしてくれるからです。制作チームも日テレの王道を行く『行列のできる法律相談所』が務める。制作費も十分にあって、1本当たり5000万円以上と言われています」(放送作家)

さらに最近は、番組内で始まった「明石家さんま画商プロジェクト」も世間の話題をさらっている。

「さんまさん自らが探し出してきた不世出のアーティストをプロデュースし、『明石家さんま画廊』で絵を販売する企画です。毎回、ほとんどの作品が完売し、各方面から注目を集めています。今回も第3弾を実施する。新庄監督もアート通で知られているし、ゲストだったらさんまの売り込みには応えるしかないのでは」(事情通)

ちなみに新庄監督は、日本ハムのPRになることを条件に、今年の年末年始特番には出演する方針だという。

「全ては日本ハムにファンを取り戻すため。オファーがさえあれば、大みそかのNHK紅白歌合戦の審査員も引き受けるかもしれません」(民放スポーツ番組ディレクター)

さんまと新庄監督の〝合体〟でどんな化学反応が起きるか。(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

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