岡田准一 トライバルタトゥー姿のダークヒーローに ヤクザ組織に潜入する元警官役 「ヘルドッグス」主演

岡田准一が原田眞人監督・脚本の映画「ヘルドッグス」に主演することが明らかとなった。正義も感情も捨て、ヤクザ組織に潜入し、腕っぷし一つでのし上がっていく元警官・兼高昭吾役を務める。公開されたビジュアルでは、伸び切った髪に無精ヒゲ、肩と腕に広がるトライバルタトゥー姿を見せている。

岡田が演じる兼高は、愛する人が殺される事件を止められなかったというトラウマを抱え、闇に落ち、正義も感情も捨てて復讐することのみに生きてきた男。その闇と狂犬っぷりに目をつけた警察組織から、ヤクザ組織への潜入という危険なミッションを強要される複雑なキャラクターだ。

岡田と原田監督は、「関ヶ原」「燃えよ剣」に続いて3作品目のタッグとなる。深町秋生による原作小説「ヘルドッグス 地獄の犬たち」を基に、岡田准一をイメージしながら原田監督自らが脚本を執筆した。そんな二人の信頼関係が、作品に魂を注入する。また、岡田は本作でも技闘デザイン(アクション振り付け)を担当。クランクイン前から原田監督と綿密な打ち合わせを行い、劇中のキャラクターの個性にあったリアルかつ創作的なアクションを振り付けている。

岡田は、「撮影中にこれは完成したらどうなるんだろうと、ずっとシビレてました。どこにもあてはまらない、とんでもない作品になる事は間違いないと思います。さすが原田監督!この時代にこの映画がどう観られるのかそれが楽しみです」と、本作への手応えを語っている。また原田監督は「心底カッケー潜入捜査官映画を撮ってやるぞと心に誓い、岡田准一さんに、野獣のごとき鉄拳極道潜入捜査官を演じてもらいたいと熱望し、コロナ禍で苦戦しつつも、ねばりにねばって完成することができました。男たちは美しく滅び、女たちは強く生き抜く、そういう闇の奥の隠し味も是非是非味わってもらいたい、と思っております」とコメントを寄せている。

【作品情報】
ヘルドッグス
2022年秋公開
配給:東映/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
©2022 「ヘルドッグス」製作委員会

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