「ドラゴン桜」「義母と娘のブルース」が年末年始に一挙放送

TBSでは、12月30日に「ドラゴン桜」(午前7:00。一部地域を除く)、12月31日と2022年1月2日に「義母と娘のブルース」(31日午前8:55、1月2日午前8:00。一部地域を除く)を全話一挙放送する。

今年4月クールに放送した「ドラゴン桜」は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で2018年から連載されていた三田紀房による「ドラゴン桜2」が原作。05年に放送された前作の原作である「ドラゴン桜」(03年〜07年連載/講談社)の15年後を描く続編だ。

元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部寛)が、偏差値32で経営破綻寸前の龍海学園の再建を目指し、元教え子の弁護士・水野直美(長澤まさみ)と共に、生徒たちを東大に合格させるために奮闘。前作では先生と生徒という役柄だった阿部と長澤が、今作ではパートナーとして再び桜木と水野を演じるということで、2人がどんな芝居を展開するのか、放送前から期待が高まった。そして、生徒役には髙橋海人(King & Prince)、南沙良、平手友梨奈、加藤清史郎、鈴鹿央士、志田彩良、細田佳央太らフレッシュな顔ぶれがそろった。

放送開始すると、スマートフォンやSNSを使った新時代に沿った“桜木メソッド”と、それぞれの事情を抱えた生徒たちに真っ向から向き合って心に刺さる名言をぶつける桜木の姿が話題となり、第1話の放送開始からほぼ毎週Twitterの世界トレンド1位になるなど注目を浴びた。実際、毎週の放送後には東大専科それぞれの生徒に対するさまざまな反響がSNS上に多く投稿された。

また、今作は学園ドラマのみならず、学園買収問題、桜木の過去、驚愕の黒幕など、骨太な企業ドラマとしての要素も併せ持つ作品となった。そして、阿部、長澤が4カ月間見守った生徒たちの涙の合格発表シーンは間違いなく見どころの一つ。全員合格を勝ち取れるのか? それとも…。結果とともに、全10話を駆け抜けてきた生徒たちの集大成の演技も必見だ。

そして、1月2日の新作「義母と娘のブルース 2022年謹賀新年スペシャル」(午後9:00)の放送に先駆け、18年放送の連続ドラマ「義母と娘のブルース」、20年正月放送の「義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル」を一挙再放送する。

「義母と娘のブルース」は、桜沢鈴氏による4コマ漫画「義母と娘のブルース」(ぶんか社)が原作。主人公のキャリアウーマンが8歳の娘を持つ男性に突然プロポーズされ結婚。畑違いの家事やママ友の世界に足を踏み入れ、娘の母親になろうと一生懸命に奔走する、家族と過ごす日々を描いた10年間の物語だ。義母と娘、そして娘の実父という三つのコードがブルースを奏でるかのように、愛すべきキャラクターたちが繰り広げる少しおかしな日常。その合間にピリッとした孤独が垣間見え、笑って泣けると幅広い層から高い評価を得た。

また、「義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル」では、主演の綾瀬はるかをはじめ、佐藤健、上白石萌歌、井之脇海、浅利陽介、浅野和之、麻生祐未ら連ドラのレギュラーキャストが顔をそろえ、1年後の物語をオリジナルストーリーで届けた。さらに、連ドラの劇中で病気で亡くなった亜希子の夫・宮本良一を演じた竹野内豊が出演し、話題をさらった。

なお、新作スペシャルは、20年のスペシャルのラストの直後から物語が始まる。今作も綾瀬をはじめ、キャストが再集結し、義母と娘と2人を支える人たちの新たなストーリーが展開。ファンはもとより、初めて見ても楽しめる内容となっている。

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