おいでやす小田、初の「IPPONグランプリ」で緊張マックス。「ずっと足を沼にとられているような感覚」

おいでやす小田が、フジテレビ系で12月4日放送の土曜プレミアム「IPPONグランプリ」(午後9:00)に初出場する。

同番組のルールは、いたってシンプル。大会チェアマン・松本人志の下、Aブロック、Bブロックに5人ずつ分かれ、それぞれのブロックで大喜利を行う。各ブロックの審査はもう片方のブロックの芸人が行い、面白いと思ったら手元のボタンを押す。ボタンは1人2個あり、全員が2個押して合計10点満点を獲得すると「IPPON(1本)」となる。各ブロックで5問出題され、1問につき7分の制限時間内に、「IPPON」が取れた合計本数が一番多いプレーヤーが決勝へ進出。最後に両ブロックの決勝進出者2人が戦い、勝者を決める。

今回は、初参加の小田のほか、秋山竜次(ロバート)、川島明(麒麟)、大悟(千鳥)、千原ジュニア、西田幸治(笑い飯)、バカリズム、堀内健(ネプチューン)、もう中学生、山内健司(かまいたち)が登場。小田、もう中、山内以外の7人は優勝経験者というハイレベルな大会だ。スーパーサブとして、酒井貴士(ザ・マミィ)、ZAZY、観覧ゲストとして、葵わかな、アンジュルム(川村文乃、佐々木莉佳子、竹内朱莉)、JO1(大平祥生、河野純喜、與那城奨)、髙橋ひかる、水野美紀、宮野真守が出演する。

番組について、これまで見ていて、「大喜利の最高峰の戦いという感覚です。ガチの真剣勝負で大喜利能力を競い合うので、本当に格闘技に近いものだと感じていました」と明かす小田。

収録を終えてみて、「むちゃくちゃ疲れました。賞レースの本番でさえ、いくら緊張していてもネタを披露すれば少し楽になるのですが、この番組は全く違いました。収録前から緊張していて、大喜利の回答をしても、また違う緊張感に襲われるというのは初めての経験で、収録中に“もっと緊張していくの?”と先が見えなくて正直怖かったです。ずっと足を沼にとられているような感覚でした(笑)。もちろん、怖さだけではなく、『IPPONグランプリ』の舞台に立てているという興奮や高揚感もあったので、いろんな感情が混ざり合って本当に変な感じでした」とこれまでに味わったことのない状況だった様子。

前回は、スーパーサブとしてスタンバイしていたが、「全く違います、別物です。今すぐ、今回、スーパーサブで出演していた酒井くんとZAZYに伝えなきゃいけないと思います(笑)。もし、次回以降、出演するなら、スーパーサブの時の感覚で来ると、えらい目に遭いますから(笑)」と語った。

そして、つわものぞろいとなった今回、「本当に勘弁してほしいです。キャスティングした方に、文句を言いたいです。初めて出場できたのはうれしいですけど、周りが“大喜利の猛者(もさ)”だらけというとんでもない大会に放り込まれました。もうちょっと段階というものがあると思うんですが」と苦笑。

それでも最後には「本当に緊張して、Bブロックの皆さんの審査をしている時には胃痛に襲われ、収録が終わってからは感じたことのないだるさで体が重いです(笑)。でも、どんな状況になろうと、最後までやり通すと決めていたので、“大喜利の猛者”たちに囲まれながらも、やり切った姿を見ていただけたらと思います」としっかりアピールした。

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