森保監督の欧州視察中止も オミクロン株の急拡大で

オンライン取材に応じた森保監督(東スポWeb)

日本代表の森保一監督(53)が、新型コロナウイルスの新たな変異株であるオミクロン株の急拡大による今後の活動への影響に言及した。

1日にオンラインで取材に応じた指揮官は、今月下旬から予定している欧州視察について「新たな問題が出てきている。まだ中止とは決めていないが、出国して帰国するとそこでまたいろんな制限が変わってきて、仕事に支障が出てしまう。本末転倒になってしまってはいけないので状況をしっかり見たい」と中止する可能性を示した。

来年1月には17日から合宿を開始し、21日に親善試合のウズベキスタン戦を経て、カタールW杯アジア最終予選の中国戦(同27日)とサウジアラビア戦(2月1日)に臨むが「現時点で変更は聞いていないが、今後状況が変わるかもしれない」と臨機応変に対応する構えだ。

今後のオミクロン株の拡大状況によっては相手チームの入国ができず、試合が延期される可能性もある。オミクロン株の急拡大が森保ジャパンにも直撃しそうだ。

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