“審査委員長”バカリズム、芸能界の漫画愛好家と勝手に大賞を決定!

ABCテレビでは12月25日に「勝手に!漫画アワード」(深夜0:05、関西ローカル)を放送。芸能界の漫画好きが集い、それぞれNo.1だと思う漫画のシーン、セリフなどをプレゼンし、審査委員長のバカリズムが独断で大賞を決定する。

今回が第2弾となる同番組には、MC兼審査員長にバカリズム、芸能界屈指の漫画好きとしてNON STYLE・井上裕介、おかずクラブ・オカリナ、大倉士門、浅川梨奈が出演。オープニングでは、出演者が自宅や仕事場の漫画本棚を公開し、漫画愛をアピールする。井上が「週に漫画雑誌9誌、読んでる」とこれ見よがしにアピールする姿を、バカリズムが白い目で見て、収録冒頭からいきなり険悪ムードに!? 大倉が少女漫画愛を語りだすと、バカリズムはいきなり「みちょぱ(池田美優)と付き合ってるの?」と熱愛報道ネタをぶっ込む。さらに、オカリナは、髪色を推しキャラの色に染めるほど「僕のヒーローアカデミア」にハマっていると告白する。

“「漫画史上、最強の必殺技」アワード”では、バカリズムが伝説の格闘漫画をノミネート。オカリナは“地球上の強い生物”から学んで繰り出す必殺技の境地に思わず爆笑する。さらに、浅川は、美少女戦士漫画の大好きな必殺技を全力で完全再現し、そのあまりに真剣な必殺技再現が、ほかの出演者たちを苦しめることになる。

“「ありえない設定」アワード”では、読者の度肝を抜く超設定にクローズアップ。少女漫画が大好きな大倉は、サッカー強豪男子校のエースに純情を踏みにじられた少女が、男に変装してサッカーで復讐(ふくしゅう)するという少女漫画の設定をプレゼン。浅川は、中学生の時憧れたという“夢の鬼ハーレム”が繰り広げられる漫画について熱弁をふるう。そして、バカリズムは“カエルが生きたままTシャツのデザインになる”という、あのレジェンド漫画に一石を投じる。

そのほかにも、井上がコミックの帯を書いたという一夫多妻制の世界を描いた男の夢がつまった修羅場満載の漫画を紹介する“「戦慄!修羅場」アワード”や、バカリズムが「一番影響を受けた」と語る、不条理ギャグ漫画の金字塔は、“「震える一コマ」アワード”にノミネートする。

収録を終えたバカリズムは「今回は少女漫画が多かったですね。少女漫画はあまり読んできてなくて、キラキラなお姫さまのイメージでしたが、生々しい展開、ドロドロの略奪愛とかも多くて、読んでみようと思いました! あと皆さんの全力の必殺技を見られてよかったです」と満足げ。

浅川は「前回は少年漫画が多かったですが、今回は少女漫画も多く、より共感できました! ドロドロした不倫ものとかも好きだったので紹介できてよかったです」とコメントすれば、オカリナは「いつもそうなんですけど大好きな漫画の話になると、勢いでめちゃくちゃ早口でしゃべってしまった。そこが反省点です。あと大倉さんが少女漫画好き、浅川さんはセクシー展開の漫画も好き…。意外な一面を知りました」と大いに盛り上がった様子だ。

大倉は「みんなプレゼンがガチ過ぎて、会話に入れるかと心配しましたが、少女漫画のことをめちゃくちゃたくさん話せたのでうれしかったです」と喜色満面で、井上も「大人になって、あんな真剣な“かめはめ波”が撃ててよかった。次回も必殺技アワードはやりたいです!」と充実した収録を振り返った。

なお、番組公式YouTube(https://www.youtube.com/channel/UCa6aWisuSSJxNjwRoVBC9Hw)では、盛り上がりすぎて泣く泣くカットしたトークや、普段は見ることのできない出演者との打ち合わせ動画、漫画家のお仕事密着取材動画などを順次公開する。

加えて、YouTube限定のスピンオフ企画として、浅川と、声優で漫画家の徳井青空、私立恵比寿中学・真山りか、コミックシーモア女性担当者による「勝手に!少女漫画アワード」を開催。“「私の最推し!少女漫画」アワード”“「私のキュンキュン王子様」アワード”“「号泣シーン エモーショナル」アワード”などを、こちらも勝手に決定する。

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