夜市、足つぼ、ルーローハン… 横浜で台湾の雰囲気を 12月2日まで市役所でイベント

獅子舞が開幕を祝った「台湾ウィークin横浜2021」=29日、横浜市役所

 台湾グルメや雑貨などを集めたイベント「台湾ウィークin横浜2021」が29日、横浜市役所1階アトリウムで開幕した。12月2日まで。入場無料。

 横浜と台湾の文化交流につなげ、新型コロナウイルス感染拡大の収束後に旅行の機運を高めようと、日本横浜台湾商会が主催した初めての催し。台北市と2006年にパートナー都市を締結した横浜市などが後援した。

 開会式では、実行委員長を務める同商会の洪益芬名誉会長が「コロナ禍で旅行に行けないので、横浜で台湾を味わってほしい」とあいさつ。台北駐日経済文化代表処の李世丙副代表は「双方の人的交流が一日も早く再開することを期待したい」と話した。

 会場には、豚バラ肉を使ったルーローハンなど台湾グルメのテークアウトのほか、人気観光スポット「夜市」のゲームや足つぼ体験など台湾の雰囲気が味わえるブースも出店していた。

 初日は獅子舞も登場して会場を盛り上げたほか、超党派でつくる「日華親善横浜市会議員連盟」の市議らも駆け付け、開幕を祝った。

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