神奈川県警は12月1日から年末年始特別警戒を開始する。11月30日に山本仁本部長をトップとする推進本部を設置。来年1月3日までの期間中、街頭キャンペーンや各種訓練、パトロールの強化を通じて犯罪の抑止に努め、摘発を進める。
金融機関や深夜の店舗を狙った強盗のほか、特殊詐欺、子どもと女性を狙った犯罪、空き巣などの侵入盗について、重点的に対策に取り組む。都道府県別で死者数が全国ワーストと深刻な状況にある交通事故対策にも注力。人出が増える年末年始に向け、雑踏警備にも万全な態勢を整える。
県警犯罪抑止対策室の菅健司室長は「県民が犯罪に遭わない社会づくりを目指して、活動していきたい」と話した。