新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の感染者が国内で初めて確認されたことを巡り、神奈川県は1日、この感染者と同じ航空機に乗っていた濃厚接触者70人のうち男女8人が県内在住者だと明らかにした。8人はいずれも無症状で、年代や性別、居住市町村などは非公表。
県によると、8人のうち、1人は指定国からの入国のため、検疫所が確保した施設に滞在しており、7人は公共交通機関は利用せずに帰宅し、自宅で待機中という。県は自宅待機中の7人について、県の宿泊療養施設「湘南国際村」（葉山町）に入所してもらうよう調整している。
7人の検体を1日に採取して検査する予定で、陽性になった場合は症状の有無に関係なく入院してもらうという。
