橿原市役所 庁舎機能分散案 本庁舎の住所変更の条例改正案提出へ

© 奈良テレビ放送株式会社

 橿原市役所の庁舎問題について、亀田市長が打ち出した将来的な分庁舎への機能集約を進めるまでの間、市役所の住所を一時的に現在の本庁舎からかしはら万葉ホールに変更して、業務を進めるための条例改正案が、今月6日から始まる12月議会に提出されることになりました。

 条例改正案の提出は、きょうの定例会見で明らかにされたものです。橿原市役所の新庁舎を巡っては、想定外の軟弱地盤などで、事業費が増えたことから、亀田市長は当初進められていた現庁舎敷地内での建て替え計画を断念。

9月に開かれた市議会の特別委員会の中で、17年後をめどに現在分庁舎があるホテルとの複合施設に庁舎機能を集約する新たな案を示していました。

住所変更の条例改正案は、複合施設ミグランスへの集約が図られる2038年以降までの間、かしはら万葉ホールなど3カ所に一時的に庁舎機能を分散させることに伴うものです。ただ、市役所住所の変更には、議会で出席議員の3分の2以上が同意する特別多数議決が必要となります。県と進めていたスポーツ施設交換計画を、先月、市議会の過半数の反対によって断念した亀田市長にとっては、3分の2の同意は高いハードルになるとみられています。