株式会社エヌ・シィ・ティ(新潟県長岡市)とNTT東日本新潟支店が通信事業の安全性確保に向けた業務提携を締結

提携内容イメージ

株式会社エヌ・シィ・ティ(NCT 新潟県長岡市)と東日本電信電話株式会社(NTT東日本)新潟支店は1日、通信設備に関わる「不安全状態解消」に対する業務提携を行ったと発表した。電柱から家屋などの建物へつながる引込線や、通信ケーブルなどの慣れ下がりや切断など、通信インフラの運営・保守を担う事業者として地域の通信事業の安全性を確保するためのものとなる。提携エリアは、長岡市と三条市。提携期間は本日1日から。

具体的な提携内容は、NCTおよびNTT東日本の各々が管理する通信設備において、各事業者が不安全状態回避を目的とした一時改修措置を実施し、通信設備を管理する事業者に対して、発生場所と措置内容の情報共有を行うという内容。一時改修措置ができない場合においても、発生場所と不安全状態の情報共有を行う。

NCTは今回の連携に関して「NTT東日本と提携することで、特に降雪や台風などの自然災害の際に多く発生する引込線、通信ケーブルの切断、垂れ下がりといった通信設備の不安全状態の早期発見や解消に相互に協力して取り組むことができる」という。

NCTおよびNTT東日本は、地域の通信サービスの安全性の確保、品質の向上、安定的な提供に向け各種業務の提携を引き続き進めていく予定である。

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