「置かれた場所で咲きなさい」から「咲ける場所に動きなさい」の時代へ | 今週の気になる地方移住ニュースまとめ

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この記事では、11月23日から11月30日の間に配信された内容を元に、トピックを振り返っていきます。

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「置かれた場所で咲く」は正しい?都会と地方どちらで暮らすのが良いか考える

— また新たなコロナウィルスの変異種「オミクロン株」が世間を騒がせ始めました。まだ詳細は分からないところも多いようですが、しばらく緊張の状態が続きますね。

そのようですね。感染状況が落ち着いたと安心したのも束の間、世界的にも大きく広がりを見せているオミクロン株の今後の状況を中止していかないといけませんね。12月に入り、年末年始の人の流れもまた心配しなければいけない状況になるのでしょうか。なかなかに気が滅入る日々がまたしばらく続いてしまいそうです。

— さて、気を取り直して。今回はこちらの記事から見ていきましょう。

ニュース記事:「置かれた場所で咲く」は正しい?都会と地方どちらで暮らすのが良いか考える

2012年に発売された渡辺和子氏による書籍のタイトルが『置かれた場所で咲きなさい』でした。「時間の使い方は、そのままいのちの使い方。置かれたところこそが、今のあなたの居場所」という価値観を浸透させた本でしたね。この記事ではそのタイトルを引き合いに、近年の新たな価値観について紹介しています。

— 「置かれた場所で咲く」に対して、移住は「咲ける場所に動きなさい」ことだ、という指摘ですね。

多様性を認める考え方が浸透してきた昨今、つらい環境の中自分を殺してまで我慢してその場に居続けるよりも、自分が生き生きと輝ける場所を見つけて生きていくことこそも幸せ。我慢が美徳とされた時代は過ぎ去り、多様な価値観の中、多様な選択肢が認められるようになったということなのだと思います。

記事には
「これからは、それぞれの生活様式や好みに合わせて住む場所を選ぶ時代になるでしょう。そこで問われるのは、一人ひとりの価値観や考え方なのです」
とあります。

「自分の人生の中でなにを大切にし、どこで花を咲かせるのか」ということが、完全に個々の判断に委ねられる時代の到来です。コロナ禍で自分の「大切なもの」を見つめることが多い中、この流れはやはりますます加速していきそうです。

—続けてコチラの記事を見てみましょう。これも「花咲かせられる場所に身を置き直す」選択をした人の話と言えますね。

ニュース記事:「うまいビール飲みたい」 酒好き元会社員が小豆島を選んだわけ

「体の半分はビールで出来ている」という中田さんが、小豆島へ移住を決めるまでの変遷と、ビール作りへの熱い思いがうかがえるインタビュー記事です。

—「美味しいビールを作りたい」という個人的な夢が、今は「島のゲストハウスやカフェの人と一緒に、そこでしか飲めないビールを造りたい」と地域の人を巻き込んだ大きな夢に変化しているのも注目すべき点だなと感じました。移住してきた「一人」の夢が、町のみんなの夢になっていく。知らぬ間に地方創生の大きな鍵を握るようになる。これも移住の醍醐味なのではないかなと思います。

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