【インドネシア】MRT第3期、JICAなど4機関が関心[運輸]

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MRTジャカルタの11月の乗客数は、延べ90万7,146人、1日平均は3万238人だった(MRTジャカルタ提供)

インドネシア首都ジャカルタの都市高速鉄道(MRT)を運営する州営MRTジャカルタは、MRT第3期(東西線)工事への資金提供に国際協力機構(JICA)など4機関が関心を表明したことを明らかにした。1日付インベストール・デーリーが伝えた。

MRTジャカルタのウィリアム社長によると、第3期工事のパートナー候補であるJICA、アジア開発銀行(ADB)、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)、英国政府の4機関と接触した。ただ、調達方法については政府の決定待ちだと説明した。

MRT第3期は、西ジャワ州チカランとバンテン州バララジャを結ぶ総延長87キロメートル。このうちジャカルタ特別州内は、西ジャカルタ・カリデレス—東ジャカルタ・ウジュンメンテンの31キロ。運輸省は現在、カリデレス—ウジュンメンテン区間の基本設計作業を進めている。第3期の投資額は53兆ルピア(約4,190億円)と見積もられている。

■11月乗客数は32%増

MRTジャカルタは、11月の乗客数が延べ90万7,146人だったと発表した。1日平均は3万238人で、前月から32.4%増え、月別で今年最大となった。

11月の乗客増加は、ジャカルタ首都圏で同月2日から、新型コロナウイルス対策の活動制限(PPKM)が感染リスクが最も低い「レベル1」に下げられたため。11月の運行本数は7,274本で、定時運行率は99.99%だった。

同社はPPKM中、乗客に新型コロナのワクチン証明書の提示を義務付けている。また、乗客数を1両当たり65人までに制限している。