「はやぶさ2」帰還1周年 「聖地」相模原・淵野辺の商店街で5日にイベント グッズ、銀河連邦物産展も

「はやぶさ2」大気圏突入時の高熱からカプセルを守る「ヒートシールド」=相模原市中央区の相模原市立博物館(2021年3月12日)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」帰還1周年を記念したイベントが5日、JR淵野辺駅北口(相模原市中央区)で開かれる。「にこにこ星ふちのべ商店会」の主催。

 市内にはJAXA相模原キャンパスがあり、最寄り駅の淵野辺駅に近い同商店会はこれまで数々の宇宙関連イベントを開催してきた。昨年12月6日にはやぶさ2が帰還した際も同駅北口でパブリックビューイングを行い、宇宙ファンの間では「聖地」として親しまれている。

 今回のイベントでは商店会加盟店がはやぶさ2がプリントされたバッグや手ぬぐい、菓子などを販売する。また、JAXAの研究施設にゆかりのある全国5市2町でつくる「銀河連邦」の商店主たちが物産展を開催。宮城県角田市の「宇宙米おにぎり」や、鹿児島県肝付町の「ロケット最中」など他のイベントにはない名産品を買うことができるという。

 午前10時~午後8時。問い合わせは、同商店会の萩生田康治会長電話080(1243)0864。

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