ELAIZAが音楽表現の意外な〝美学〟を告白「カッコ良さを排除」

マルチな活躍を見せる池田エライザ(東スポWeb)

女優の池田エライザが2日、歌手名義の「ELAIZA」として日本テレビ系情報番組「スッキリ」に出演。「私はカッコがつかない」と意外な告白をした。

9月に配信リリースされた「Clоse tо yоu」で歌手デビューしたELAIZA。池田エライザとしては直近のNHK連続ドラマ「古見さんは、コミュ症です。」でヒロインを演じた。番組では池田が50本の作品に出演した上、映画監督として賞を受け、写真家、モデルと幅広く活躍していることが紹介された。

スタジオトークで、ELAIZAは音楽表現について「カッコつけて言っていること、これたぶん私、良く見られたいから言っているなって思うことは全部排除して、言いたいことをなるべく言うようにしています」と語った。歌詞を書く際には「カッコ良さ」を省きに省いて、「ちょっとこれ情けないとか恥ずかしいと思うかも、というのを出しちゃいます」。

MCの加藤浩次に「何でカッコいいところを排除するんですか?」と問われると、「バレちゃうと思うんですよ」。続けて「聴いてる人もすごく感度が高い方が多いと思うので、バレるぐらいだったら最初に自分の言いたいことだけ厳選して書こうかなって」と胸の内を明かした。

再び加藤から「カッコつけてる感じって嫌ですか」と尋ねられ「私はカッコがつかないので」と答えると、加藤は「つくでしょう!」。月間MCのBiSHのセントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニーの2人からも驚きの声が漏れた。

「カッコつけてますって鎧をかぶっちゃうと、どこにももう届かないとか響かないとかなっちゃうので」

この数年で「もっとみんな(受け手)の近くで仕事がしたい、心の意味でそばに行きたいな」と思うようになった。「まず私が素直になったら、みんなも素直に行きやすいのかなという思い。楽になっちゃいなよみたいな」

自身の〝美学〟を語ったELAIZAに、SNSでは「かっこいい」との投稿も見られた。

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