MLBがロックアウトを実施へ 球団オーナー陣が全会一致で決定と米メディア報じる

MLB機構のロブ・マンフレッドコミッショナー【写真:Getty Images】

選手会との労使交渉が失効期限までにまとまらず

MLB機構は、オーナー陣による投票において全会一致でロックアウト(施設閉鎖)を実施すると決めた。MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者は「MLBのオーナーたちは全会一致でロックアウトを決めた。ロックアウトは明日から始まるが、何時から実施されるかについては明らかになっていない」と伝えた。

MLB機構と選手会は労使協定の改定交渉を行ってきたが、この日までにまとまらず。現在の労使協定は1日の23時59分(日本時間2日13時59分)に失効する。失効期限までに新たな労使協定を結べず、オーナー陣はロックアウトを実施すると決めた。

ロックアウトが始まれば、MLBの施設封鎖になり、移籍交渉など全ての機能が停止される。そのため、ポスティングシステムでメジャー挑戦を目指す広島の鈴木誠也外野手やマリナーズからFAとなっている菊池雄星投手の移籍交渉にも影響を与えることになる。(Full-Count編集部)

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