火起こしは、アウトドア初心者にとってなかなか高いハードル。筆者もキャンプ始めたての頃には苦労した思い出があります...。そんな難しい火起こしの救世主が、着火剤です。今回は、筆者が愛用している国産着火剤「文化たきつけ」をご紹介します!
おすすめ着火剤「文化たきつけ」は信頼の日本製! すぐに火がつくから初心者でも安心♪
筆者おすすめの固形着火剤「文化たきつけ」。
まずは素材やスペックなどの基本情報を紹介します。
文化たきつけのスペック
【スペック】
- 素材 : 木材繊維質、第二石油類(灯油)
- 容量 : 6片×3枚=18片
- 1枚のサイズ:約130×150×10(mm)
- 1片のサイズ:約130×25×10(mm)
- 1片あたりの金額 : 7.3円(税込)
※価格は小売店により様々ですが、今回は筆者がスーパーで購入した133円(税込)で計算しています。
板状で3枚入っていました。
1枚に切れ目が5箇所ついており、18個に分けることができます。
ちなみに、切れ目がついていないところでも、簡単に手でちぎることができました。
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焚き火台の大きさに合わせて、必要な分だけ使用できそう!
素材は灯油、そして安心の日本製
「文化たきつけ」の原材料は木材繊維質、第2石油類(灯油)となっています。
筆者は素材が木の繊維+燃料系の固形着火剤をいくつか使用したことがあります。
以前レビューした100均の固形着火剤では、燃料にパラフィンやワックスと表示されていました。
▼100均固形着火剤のレビューはこちら
「文化たきつけ」は、燃料に灯油が使われています。
100均固形着火剤に使用されているパラフィン・ワックスはロウソクの原料で使用されており、燃え方もロウソクのように優しいイメージ。
一方、「文化たきつけ」の素材である灯油は、石油ストーブなどの燃料として多く使用されており、火力の強さが想像できます。
製造元は北海道にあるマルミ富士屋。
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200円でお釣りがくるほどの安価なのに、日本製なのも嬉しいポイントです!
ホームセンターで購入できる!
「文化たきつけ」はホームセンターで見かけることが多いです。
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キャンプに行く道中、薪の購入に立ち寄ったホームセンターで、よく「文化たきつけ」も一緒に購入しています!
筆者はスーパー内のBBQコーナーでも発見しました。
もちろんネットでも購入可能。
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ネットでもお店でも手に入れやすいのが嬉しい!
「文化たきつけ」とその他の着火剤3点を徹底比較!
「文化たきつけ」のスペックを他の固形着火剤と比較してみました。
100均一の固形着火剤とスペック比較
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セリアの「FIRE LIGHTERS」とマルミ富士屋「文化たきつけ」、1片あたりの金額と容量は近いんですね〜!
同系統の木繊維着火剤「ベスター」とのスペック比較
同じくホームセンターで購入できる国産の固形着火剤「ベスター」ともスペックを比較しました。
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「文化たきつけ」と「ベスター」、素材もサイズ感もほぼ同じですね!
ベスターは2枚入りと3枚入りがありますが、筆者がホームセンターで購入したものは2枚入り110円でした。
筆者は「ベスター」と「文化たきつけ」、同じくらい使用頻度が高いです!
見た目・価格帯・素材など非常に似通っているので、「文化たきつけ」が売っていない...という人には「ベスター」を代わりに使用するのもおすすめです。
【文化たきつけレビュー】火起こし簡単!焚き火初心者にもおすすめな着火剤
灯油を使用しているため、素早く火起こしができるとウワサの「文化たきつけ」。
筆者が実際に使いながら、気になる燃焼時間を測ってみました!
圧倒的瞬発力&高火力!
まずはライターで「文化たきつけ」に火をつけてみます。
は、早い...一瞬で炎が高く上がりました!
一瞬で燃え移るさまに、灯油パワーを感じました。
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これはまさに...火起こしの文明開化や〜♪
燃焼時間をチェック
着火は容易でしたが、さて持続力はどうでしょうか?測定してみました。
着火後すぐに炎が高く上がっています。
3分を超えたところで、火が落ち着いてきました。
4分を過ぎると、だいぶ炎が小さくなってきました。
5分を超えたところで完全に鎮火。
一片の燃焼時間は約5分という結果になりました。
燃焼時間10分超えの着火剤も多い中、燃焼時間だけを見ると少し物足りなさを感じる結果に。
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実際、筆者は1度の火起こしに「文化たきつけ」を2~3個使用するので、あまり困ったことはありません!
保存方法に注意!アルミホイル+ジップロックがおすすめ
「文化たきつけ」の原料である灯油は、常温でも気化してしまいます。
そのため、一度封を開けてしまったら、保存状態が悪いと湿気ってしまうことも...。
個別包装されていないので、保管には注意が必要です。
筆者は、アルミホイルで1枚づつグルグル巻きにしたあと、ジップロックに入れて保存しています!
直接ジップロックに入れても良いと思うのですが、灯油系燃料が素材に含まれているので、保管状態が悪いと袋が劣化したり、匂いが漏れてしまいそうで...…。
筆者は念のため、アルミホイルで巻いてから収納しています。
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この方法で保管しておけば、次回のキャンプでの使用もバッチリです!
着火剤「文化たきつけ」をおすすめする人:火起こし苦手な人&初心者にぴったり!
灯油の燃焼効率の良さで、安定した着火が可能な「文化たきつけ」。
筆者が特におすすめできるタイプの人をあげてみました!
国産の固形着火剤を探している人
筆者が色々試した中では、着火剤と言いつつ、着火剤自体に火をつけることが難しい商品もいくつかありました。
でも「文化たきつけ」は、いわゆる当たり外れがほとんどなく、今まで購入したものは全てしっかり1秒着火に成功しています。
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日本製で安定した品質を保っている「文化たきつけ」は、持っていると安心な着火剤です!
火起こしが苦手&初心者におすすめ!
とにかく安定した着火力なので、火起こしが不安な人や初心者には特におすすめです!
使用する薪や炭が若干湿っていた時も、「文化たきつけ」を何個か使用すれば、大抵はしっかり火をつけることができました。
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例えば雨の日、直火で焚き火したいときなど、現場のコンディションが悪いときでも「文化たきつけ」なら心強いです!
ただ、製品自体に防水加工はされていないので、濡らさないよう注意は必要です。
水に濡れても安心な着火剤はこちら▼
着火剤「文化たきつけ」をおすすめしない人:灯油の匂いが苦手な人には他タイプを推薦
こんな人には他の着火剤が良いかも...と筆者が思うタイプの人を考えてみました。
灯油の匂いが気になる人
筆者が使用中に少し気になったのが、灯油の匂いです。
筆者はわりと好きな匂いなので、問題なく使用できましたが、気になる人には向いていないかもしれません。
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手にも匂いがついちゃうことも。
筆者はキャンプの帰り、使用した「文化たきつけ」の密封が甘かった時に、車全体が灯油臭くなってしまったこともありました...。
灯油の匂いが苦手な人は、匂いの少ない着火剤をおすすめします。
ソロキャンプなどで小さい火種で十分な人
素材に使用されている灯油は揮発しやすく、3枚ある着火剤がそれぞれに個包装されていないため、使用量が少ないソロキャンパーや、使用頻度が低い人は保管中に品質劣化してしまうかもしれません。
例えばソロストーブなど小さい焚き火台で、着火剤も少量で良い!という人には、1枚ずつ個包装されているダイソーの「バーベキュー用着火剤」の方が適しているかもしれません。
▼こちらでチェック!
おすすめ着火剤「文化たきつけ」の評判・口コミをチェック!
筆者以外の「文化たきつけ」ユーザーさんの声をご紹介します!
着火剤「文化たきつけ」は灯油パワーで火力抜群! 国産なのにコスパも◎でおすすめ!
今回は国産固形着火剤「文化たきつけ」をレビューしました。
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5分間という燃焼時間の短さがネックに感じますが、着火剤自体にはすぐ火がつきますし、燃えている間の安定性は抜群ですね!
「文化たきつけ」は、安価で国産の固形着火剤を求めている人にはおすすめの着火剤です!
▼着火剤はこちらもチェック!