好調カローラクロスに早くも第三の顔現る! タイで「カローラクロス GRスポーツ」初公開、日本導入にも期待大

新型カローラクロスに早くも第三の顔が現れた! トヨタのタイ法人は2021年11月29日、コンパクトSUV「カローラクロス」の新ラインナップ「カローラクロス ハイブリッド GRスポーツ」を発表し、第38回タイ国際モーターエキスポ2021会場に出展する。価格は124万9000タイバーツ(日本円でおよそ417万円)。日本への導入も大いに期待される精悍なデザインのトヨタ 新型カローラクロス GRスポーツについてご紹介しよう。

トヨタ 新型カローラクロス ハイブリッド GR SPORT(ジーアールスポーツ)[タイ仕様/2021年11月29日発表] [Photo:TOYOTA]

独自顔の日本仕様とも異なる第三のフロントマスクが与えられた新ラインナップ「カローラクロス ハイブリッド GRスポーツ」

日本専用のフロントデザインを持つ「カローラクロス」日本仕様,タイ仕様の「カローラクロス」通常モデル
日本専用のフロントデザインを持つ「カローラクロス」日本仕様,タイ仕様の「カローラクロス」通常モデル

2020年7月にタイで世界初公開され、日本では2021年9月14日より発売を開始したトヨタのコンパクトSUV「カローラクロス」。タイでは2021年11月までにクラストップとなる累計2万7794台を販売し、好調な立ち上がりを示している。

いっぽう日本仕様はタイなど海外向けモデルとは異なる日本専用のフロントマスクデザインを与え、さらにハイブリッドに4WDモデルをラインナップするなど、独自の進化を遂げている。

第三のカローラクロス「カローラクロス ハイブリッド GRスポーツ」[タイ仕様]

そしてタイのデビューから1年余り。今回発表された新ラインナップ「カローラクロス ハイブリッド GRスポーツ」は、第三の顔というべき新デザインのフロントマスクが与えられているのが特徴だ。

専用グリルやバンパーでグッと精悍な顔つきに変化

レッド/ブラックの2トーンカラー

タイ仕様の新型カローラクロス ハイブリッド GRスポーツについて詳しく見ていこう。

外観では、通常のカローラクロス(タイ仕様)に対し、フロントバンパー、グリル、サイドロッカー(サイドシルの下部・サイドスカート)、リアバンパーロア、リアコンビランプ、ホイールなどに専用デザインを与えた。

ブラック単色もなかなか精悍な印象だ

ボディ色は、2タイプの専用2トーンカラー(プラチナホワイトパール/ブラックルーフ/レッドマイカメタリック/ブラックルーフ)と、アティチュードブラックマイカ単色の計3パターンを用意する。

パワートレインは、1.8リッターハイブリッド+FFのみの設定。GRスポーツ専用のサスペンションシステムや専用チューニングの電動パワーステアリングなどを搭載した。

また先進運転支援機能では、全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロールにレーントレースアシスト機能を追加している。

内装もダークカラーの専用仕様に! 日本への導入にも期待大だ

「カローラクロス ハイブリッド GRスポーツ」[タイ仕様]の専用内装

新型カローラクロス ハイブリッド GRスポーツの内装も、外装同様に専用デザインとした。

ダークカラーの内装色やピアノブラックの加飾、GRエンブレムを施した専用スポーツシートなどを採用している。

タイでの販売価格は124万9000タイバーツ。日本円でおよそ417万円となる。

精悍な内外装で、カローラクロスの新たな一面を引き出した新型カローラクロス GRスポーツ。現段階で公式発表は一切ないが、日本への導入にも期待がかかる1台だ。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:TOYOTA]

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