【大相撲】3月場所の観客上限を定員の75%に緩和 力士会も開催へ

芝田山広報部長(東スポWeb)

日本相撲協会は2日、東京・両国国技館で定例理事会を開き、来年3月の春場所の開催方法などを決定した。

初場所(1月9日初日、東京・両国国技館)の観客は定員の50%を上限とすることを決定済み。春場所(3月13日初日、大阪府立体育会館)はマス席は4人用を2人掛けとし、タマリ席とイス席は全席を使用して定員(約7300人)の75%を上限に開催することを決めた。

ただ、国内では新型コロナウイルスの変異株(オミクロン株)の感染が確認されており、相撲協会も今後の感染状況を慎重に見極めていく構え。芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「今後は大阪府の通達を確認して状況を見ながら。また新しい株が出てきているのもあるし、こちらとしても状況を日々注意深く見ている」と説明した。

また、十両以上の関取衆からなる力士会を25日に開くことも決定。力士会はコロナ対策のため、一昨年2月を最後に開催が見送られていた。

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