経済安定で「今年は勝利」 金正恩氏表明 実態は不明

朝鮮中央通信は2日、北朝鮮の平壌で1日に朝鮮労働党政治局会議が開かれ、司会を務めた金正恩党総書記が、国家経済が安定的に管理されているとして「全体的に今年は勝利の年だ」との評価を出したと報じた。北朝鮮の経済は停滞しているとみられ、発言が実態を反映しているかは不明だ。金正恩氏が今月30日に最高指導者就任から10年を迎えるのを前に同氏の権威を高める動きが進んでおり、この一環の可能性がある。

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