神奈川県警、3警察署の建て替え検討 いずれも築50年以上

神奈川県警港南署

 神奈川県警の山本仁本部長は2日の県議会本会議で、港南、川崎臨港、伊勢原署の建て替えを検討していると明らかにした。3署とも完成から50年以上が経過し、老朽化が課題となっている。

 県警が3月に策定した施設整備の基本計画に基づき、3署について2030年3月までに建て替え工事に着手することを検討するという。

 地域住民の利便性を確保する用地確保などが課題で、山本本部長は「県や関係機関、地域住民と連携を図り、計画的な建て替えを進めていく」とした。

 かながわ県民・民主フォーラムの京島圭子氏の代表質問に答えた。

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