立民・泉代表「事実確認するよう指示した」 馬淵氏応援、運動員を買収疑いに言及

立憲民主党・泉健太代表(東スポWeb)

奈良県警は、衆院選で立憲民主党の馬淵澄夫国対委員長(61)に対する投票を呼びかける選挙運動の見返りに大学生ら運動員に報酬を支払ったなどとして、公職選挙法違反(買収)の疑いで岡田浩徳奈良市議(39)を送検(11月30日)した。

容疑は奈良1区から立候補して当選した馬淵氏への投票を呼びかける選挙運動の見返りとして、大学生1人に計1万5000円を渡したほか、もう1人に半日につき5000円の支払いを約束したとしている。

これを受けて泉健太代表(47)は2日の会見で「まだ事実関係はできている状況じゃなくてですね、事実確認するよう指示したというところです」とコメントした。

先の代表選で泉氏は馬淵氏に推薦人になってもらうなど〝蜜月関係〟として知られる。党内では「来週から臨時国会が始まる。新執行部はしっかり調査した上で、国民に向けて説明責任を果たしたほうがいい」との声が上がっている。

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