【新日本・WTL】後藤&YOSHI―HASHIが2敗を死守 「頂へ行くから」「見えたぞ!」

矢野(中)をフィニッシュするYOSHIーHASHI(左)と後藤(東スポWeb)

新日本プロレス2日春日部大会「ワールドタッグリーグ」公式戦で、後藤洋央紀(42)、YOSHI―HASHI(39)組が棚橋弘至(45)、矢野通(43)組を下し5勝目を挙げた。
学ランにリーゼント姿で猛威を振るう「トオルとヒロシ」に苦戦を強いられた後藤組だったが、多彩な連携と合体技で主導権を奪い返す。隠し狭間(連携のトラースキック)、合体ガットバスターで矢野を攻め立てた。

さらに救出に訪れた棚橋も激烈一閃(トラースキックからの牛殺し)でリングから排除。矢野が繰り出した反撃の急所攻撃もことごとく回避すると、最後は消灯(合体ボム)で3カウントを奪ってみせた。

2敗対決を制して2位タイに浮上した。YOSHI―HASHIが「今日あの2人は独特の色をもって、俺たちも…」と言いかけると後藤も「対抗したよな! 俺たちは対抗した。YOSHI―HASHI七変化のひとつ」と呼応。「その上で勝った。大きな、とても大きな1勝」と手ごたえをアピールした。YOHSIーHASHIが「頂に行くから」と目を輝かせれば後藤も「見えたぞ!」と豪語し、初制覇へ自信をみなぎらせていた。

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