錦鯉・長谷川が50歳初のM―1決勝進出 相方・渡辺は「ブブカのやり方」とツッコミ

錦鯉は悲願達成なるか(東スポweb)

漫才日本一を決める大会「M―1グランプリ 2021」(19日、午後6時34分~=テレビ朝日系)の準決勝が2日に都内で行われ、ファイナリスト9組が決定した。

決勝進出を決めたコンビは以下の9組。

・「インディアンス」(田渕章裕=36、きむ=33)
・「真空ジェシカ」(ガク=30、川北茂澄=32)
・「モグライダー」(芝大輔=38、ともしげ=39)
・「ゆにばーす」(はら=32、川瀬名人=37)・「ロングコートダディ」(堂前透=31、兎=33)
・「オズワルド」(畠中悠=33、伊藤俊介=32)
・「錦鯉」(長谷川雅紀=50、渡辺隆=43)、・「もも」(まもる。=27、せめる。=28)
・「ランジャタイ」(伊藤幸司=36、国崎和也=34)

芸人仲間が決勝進出を待ち望んでいたモグライダーの芝は「お待たせしました。お待たせし過ぎたかもしれません」、ともしげは「僕がモグライダーという名前を付けて、地下にいる時間が長くなったのかもしれません。地上に出て、モグライダーの名前を知ってもらいたいと思います」と喜びを表現した。

ゆにばーす・川瀬名人は前々から「M―1を取ったら、芸人を辞める」と宣言しているが、記者会見でも「また芸人の辞める機会をいただけました。あとは(決勝戦で)10分の1を突破するだけです」と意気込んだ。

2年連続決勝進出を決めた錦鯉・長谷川は「50歳でのファイナリストは僕が初めてなんでしょうか?」と言えば、渡辺は「(世界記録を1センチずつ更新した)棒高跳びのセルゲイ・ブブカのやり方ですよ」とツッコんで笑わせた。

初の決勝進出を決めたランジャタイの国崎は胸に張る「エントリーシール」を充電するという荒業のボケで会場を〝ランジャタイワールド〟に巻き込んだ。

決勝戦当日に敗者復活が行われ、10組で決勝を争う。

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