【犬連れキャンプもOK】日光の『鬼怒川温泉オートキャンプ場』は温泉や川遊びが楽しめる!

日本有数の温泉街、鬼怒川温泉のすぐ近くにある『鬼怒川温泉オートキャンプ場』。目の前には鬼怒川が流れている、豊かな自然に囲まれたキャンプ場だ。鬼怒川温泉オートキャンプ場には、源泉温泉『上滝の湯』が併設されていて、温泉も楽しめる。そのうえ、テントサイトだけでなくバンガローやコテージがあったり、犬連れもOKだったりと魅力たっぷりだ。釣りができるスポットや自然豊かな散策路があるなど、遊ぶところもたくさん。筆者が実際に行ってみて、とてもいいキャンプ場だったので紹介したい。

日光にある『鬼怒川温泉オートキャンプ場』について アクセスや周辺施設をチェック!

まずは、鬼怒川温泉オートキャンプ場のアクセスや基本的な施設などの概要を紹介する。

【アクセス】日光の鬼怒川温泉街の近く!東京からも3時間以内でいける

鬼怒川温泉オートキャンプ場は、日光の鬼怒川温泉から車で10分弱の場所に位置するキャンプ場だ。

鬼怒川温泉街の中心地からは少し外れた場所に位置していて、思わず「こんなところにキャンプ場があるの?」と思うような住宅街を抜けた先にある。

住所

〒321-2526 栃木県日光市鬼怒川温泉滝1053

アクセス

  • 公共交通機関の場合:鬼怒川公園駅から徒歩15分
  • 車の場合:今市I.Cから国道121号経由で約20分、矢板I.Cから461号経由で約40分

電話番号

0288-77-2334

東京からだと、東北自動車道を北上し、宇都宮インターチェンジから日光宇都宮道路を経由。今市インターチェンジで一般道に降りて約20分と、都心から3時間以内で到着できる。

▼鬼怒川温泉オートキャンプ場 公式サイト

【料金】オートサイトは1区画4,400円! 電源利用も可能

鬼怒川温泉オートキャンプ場の料金は以下の通りで、オートサイトでは電源利用も可能である。

なお、オートサイトは鬼怒川沿いに全部で40区画。この内22サイトが電源付。

グルキャンの人も受け入れていて、隣接2サイトをとって2家族でキャンプをやっている人達もいるなど、ファミリー層が多かった。

筆者撮影

オートサイト地帯の真ん中には道路が一本あり、南側には鬼怒川が流れている。

筆者撮影

あとで詳しく紹介するが、テントサイトは少し高台になっているので、雨が降っている時なども安心してキャンプできる。

【予約方法】チェックインは13:00!

公式サイトで空き状況を確認のうえ、直接電話をすることで予約できる。また、キャンプ場予約サイト『なっぷ』からネット予約も可能だった。

直前キャンセルがでることもあるようで、公式サイト上では空きなしになっていても、電話で聞いてみると受け入れてくれるかもしれない。利用時間は以下の通りだ。

チェックインは13:00からだが、前日に電話した際に「早く来てもいいですよ」と言っていただいたこともあり、我が家は12:30くらいに到着。サイトが空いていれば追加料金なくアーリーチェックインできるようだ。

すでにテントの設営も終えている人たちもいたので、結構早くから受け入れてくれるのだと思うが、事前に電話で確認してほしい。

【買い物】キャンプ場内には売店 周辺にはスーパーもある!

著者撮影

鬼怒川温泉オートキャンプ場の受付奥には売店も併設されている。売店の営業時間は夜20:00までとのことだったが、お酒なども含め色々と売っている。

レンタル関係も対応しているようなので、なにか忘れものがあっても大丈夫。薪も針葉樹・広葉樹と種類ごとに売られていた。

また、鬼怒川温泉オートキャンプ場の近くには、リオン・ドールというスーパーマーケットがあるので買い出しも便利。リオン・ドールには、お酒もお惣菜もなんでも売ってる。

著者撮影

リオン・ドールは鬼怒川温泉オートキャンプ場から車で10分程度なので、行きの道中で寄ってもいいし、チェックインしてからでも気軽に行ける。

【施設】2か所ある炊事場とトイレは清潔感あり

炊事場とトイレは2か所ある。清潔感があってとてもきれいだった。安心して使える。

著者撮影

日光『鬼怒川温泉オートキャンプ場』の特徴 おすすめポイントもあわせてご紹介!

ここからは、鬼怒川温泉オートキャンプ場の特徴について、おすすめポイントを交えながら紹介していく。

さすが鬼怒川温泉!キャンプ場に温泉施設「上滝乃湯」がついてる

著者撮影

鬼怒川温泉オートキャンプ場の大きな特徴の一つは、上滝乃湯という温泉施設が併設されていること。

車で近場の温泉施設まで行く必要がないので、テント設営後にすぐビールが飲める(笑)。運転手のお父さんお母さんにとって、キャンプ場に温泉がついているのはとてもありがたい。

大規模な施設とかではなく、こじんまりした温泉施設だがとても温まれる。

ちなみに料金は大人が500円(税込)、小学生までが300円(税込)と良心的な値段。券売機でチケットを買って、受付のおじさん、おばさんに言ってから入る。

サイトの目の前が鬼怒川!川遊びも散策もできる絶好のロケーション

今回は我が家は川沿いの電源付サイトに宿泊。サイトの目の前に鬼怒川が流れていて結構迫力がある。

ちなみに、サイトは鬼怒川沿いではあるものの、2~3mほどの高台にあるので、たとえ雨が降って多少増水していたとしても危険性は感じない。我が家が宿泊した日も雨で少し水量が多かったが、まったく問題なかった。

鬼怒川の川向かいは温泉旅館があって、夜はその灯りがキレイに見える。みんな川に向かってリビングを作っていたので我が家も同じように設営してみた。

著者撮影

鬼怒川を眺めながらキャンプができる。雨だったのがとても残念だが、晴れの日はかなりの絶景を楽しめる。

反対側は山が見える。翌朝は晴れてくれたので、とても景色がよかった。

著者撮影

鬼怒川まで降りると、川沿いに鬼怒川上滝河川公園という散策路があって、鬼怒川沿いを散歩できる。これが結構気持ちいい。

著者撮影

川沿いをずっといくと、迫力のある鬼怒川を見ることもできる。

著者撮影

もちろん、川遊びも楽しめる。中州まで飛び石で渡れるところがあったり、子どもは結構楽しめるはずだ。

著者撮影

ただし、場所によっては流れが速く迫力のあるところもあるので、子どもを遊ばせる際は十分注意が必要。

著者撮影

がっつり川遊びをしたいなら、ライフジャケットがあった方がいい。

敷地内で釣りができて釣った魚は食べられる!

鬼怒川で釣りもできるようだが、遊漁券が必要でちょっと本格的な感じだったので、小さいお子さんが一緒ならキャンプ場内の釣り堀がおすすめだ。

釣り竿が1本200円(税込)でレンタルできて、手軽にマス釣りに挑戦できる。

釣った魚の分だけ料金を支払うシステムで、一匹500円(税込)。また、一匹50円(税込)でハラワタ取りもしてくれる。

餌付けて入れたらバンバン釣れる。我が家もすぐに4匹釣って終了。

係のおじさんが餌付けなどを手伝ってくれたので、初心者でも安心だ。釣ったマスはさっそくBBQでおいしくいただいたが、めちゃくちゃ美味しかった!

著者撮影

犬連れOK!ドッグランもある

鬼怒川温泉オートキャンプ場は犬連れもOK。

著者撮影

小さいドッグランも敷地内についているが、サイトには柵がないのでリードを固定するなどのマナーに注意しよう。

利用前にチェック!日光『鬼怒川温泉オートキャンプ場』の利用時に気を付けておきたい点

著者撮影

鬼怒川温泉オートキャンプ場は欠点らしい欠点が見当たらない、とてもいいキャンプ場だと感じた。しかし、あえて挙げるとするなら、川の増水には注意してほしい。

我が家が宿泊した時はダム放流直後だったようで、特に鬼怒川が増水していたようだ。そのため、川の流れる音がやや大きく、うるさいと感じる人もいるかもしれないと思った。

また、前述した通り、川遊びをする際には必ずライフジャケットをつけたほうがいい。

『鬼怒川温泉オートキャンプ場』は日光観光の拠点にもなる!ファミリーで楽しめるキャンプ場

鬼怒川温泉オートキャンプ場は、サイトから鬼怒川が一望できて、とても気持ちよくキャンプができる。

また、売店や温泉が併設、スーパーも近くにあったり子どもの遊び場もあったりと、必要なものがすべてそろっている、ファミリーにかなりおすすめのキャンプ場だ。

温泉街のすぐ近くにあるので、日光猿軍団や日光江戸村などの観光スポットにも近い。連泊すればキャンプ場を起点に日光観光も楽しめるキャンプ場だ。筆者も、ぜひまた行ってみたいと思う。

【おすすめ観光スポット】龍王峡でハイキングと天然氷のかき氷

余談になるが、我が家はチェックアウト後に、全国観光地百選渓谷の部・第5位に輝いたという日光国立公園の龍王峡に行ってきた。

龍王峡は、鬼怒川温泉オートキャンプ場から車で5分程度。美しい渓谷を見ながらハイキングができるということで、キャンプ場のおじさんにおすすめしてもらった。

時間がなかったので、全部は回りきれなかったが、自然の中で楽しく歩けそうなスポットだった。

著者撮影

ただし、階段が多いこともあり、コースをちゃんと回ろうとするならば最低でも60分くらいかかるようだ。しっかり回りたい人は時間に余裕を持って足を運んでみてほしい。ちなみに、駐車場が無料なのも嬉しいポイント。

著者撮影

龍王峡で食べた天然氷のかき氷が美味しかった。夏場はおすすめ。

著者撮影

今度宿泊する時は連泊で利用して、周辺の観光スポットも色々と楽しみたいと思う。

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