阪神・佐藤輝にキャンペーンの「泡盛」24ケース届く! 担当者は来期以降のサポート約束

来季も期待がかかる佐藤輝(東スポWeb)

阪神・佐藤輝明内野手(22)が2日に兵庫・西宮市内の球団事務所で行われた新人(1年目)選手研修会に参加。講師役を務めた和田豊元監督(現球団本部付テクニカルアドバイザー)の話に耳を傾けたとのことで「心技体でまずスランプに陥るのは体。次に技術。最後に心がダメになるという話があって、それはその通りだなと。体が一番大事だなと思いました。オフにトレーニングをするのは当たり前のことですが、来季以降はシーズン中にも(身体づくりの部分で)トレーニングできる部分はあると思う」と2022年シーズンへ視線を向けた。

今季は球団新人本塁打記録を更新する24本塁打をマーク。前半戦の快進撃の立役者として知名度も一気に全国区となっただけに、より一層の飛躍が期待される。虎党が長く待ち望んだ左の生え抜き長距離砲は、間違いなく来季も虎の浮き沈みを左右する存在だ。

遠く海を隔てた南の島からも背番号8には熱い期待と視線がこの1年、送られていた。阪神の春季キャンプ地でもある沖縄で70年以上泡盛の製造、販売を行ってきた比嘉酒造は開幕前に「佐藤輝が本塁打を1本打つごとに、泡盛1ケース(一升瓶6本入り)をプレゼント」というキャンペーン企画を打ち出し佐藤輝をサポート。このたび24ケースの同社商品の泡盛が球団を通じ佐藤輝の元へ届けられた。

比嘉酒造の担当者は「今年の佐藤選手の活躍には社のみんなが楽しませてもらいました。後半戦で不調にこそ陥りましたが、来季以降も継続して阪神と佐藤選手を応援させていただきたい。今年はフォークリフト1台分で済みましたが、来季は40本塁打、50本塁打とより一層の活躍を期待しています」とサポート継続を明言した。来季こそ歓喜の美酒で〝大トラ〟のオフを迎えられるか。

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